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未来の中学受験生の親の意識

☆facebookを活用していると、いろいろなおもしろい情報や素敵な気持ちをシェアさせていただく。私が発信している情報は領域が偏っているから、日々オープンな状況を保ったり、勇気をもらったりする振り返りの場になっている。そういう意味では私自身は、恩恵を浴するばかりで、このサイバー空間で貢献していないかもしれない。

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(大妻中野のハイレベル英語教育)

☆今回も大妻中野の諸橋先生がリンクをしてくれた記事が勇気を与えてくれたし、自分の閉鎖的なマインドを再び開放することができた。心から感謝する。

☆その記事は、「大学入試改革で進む3つの教育産業界の変化予測 」で、KDDI(株) 野本竜哉氏 によるエントリー。ICT機器を活用した学習の動向をレポートするブログで、あくまで個人のブログというのがよい

☆公開プロファイルによると、31歳というから、10年後以降の中学受験生の保護者の価値意識の1つを象徴している。10年後、今の仕事が大幅になくなりICTやAIロボット関連の仕事、つまりクリエイティブクラスが新たな産業構造のカテゴリー項目としてシェアを大きく占める。

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(電子黒板、タブレットをツールに使いながらのアクティブラーニング。大妻中野の地理の授業シーン)

☆その産業に、すでに野本氏は軸足を置いている。それゆえ、近未来の中学受験生の保護者の価値意識の1つを反映していると捉えることができる。

☆野本氏によると、詳細は氏のブログをご覧いただきたいが、今回の大学入試改革一体型の学習指導要領改訂という一連の教育改革によって、受験業界も学校の教育も大きく変わるという予測を立てている。

まもなく中学受験で中高一貫校を選ぶご家庭は、各学校で「英語」「アクティブラーニング」「ICT」の導入状況や予定を確認するほうが良いかもしれませんね。

☆結論はシンプルなわけだが、ここにいたるまでの「英語」の説明は、大学入試改革の最新の情報(2技能から4技能へシフト)をリサーチしている。

☆アクティブラーニングも、PBLやCBL、ジグソー法などの学びの種類も例に出しているし、何より、これらの未知の問題に取り組む学びの体験が、中高、大学に接続し、学びの体験プロファイルを重視する将来の就活にも大いに役立つという見通しを立てている。

☆当然、これらを可能にするには、ナノテクノロジーや遺伝子工学などがそうだったように、「ICT」の役割が大きいというICT知見を展開している。

☆今まで、ICT関連のメディアやエンジニアとの対話では、それぞれ持ち込んできたデバイスやアプリの使い方については詳しくわかりやすく話を聞くことができたが、一歩授業のデザインや評価の話になると、それは先生方の腕の見せ所で、私たちは、そのきっかけを提供するだけですから、あるいはICTはツールに過ぎませんからという回答が多かった。

☆実は私にとって、たとえば、メガネはたしかにツールだけれど、もはやツールの域を脱して、私の目の延長である。それと同じように、外界と内面を媒介するICTは、実際には身体と脳の延長、もっといえば神経系回路につながっているのである。

☆メガネの機能が優れているだけでは、実は神経系回路には結びつかない。それはICTも同じ。そのときはたしかに単なる道具なのだろう。しかし、ひとたび神経系回路に結びつくや道具以上のsomethingになる。もっともこの考えは、現代思想の旗手たちによる身体論の発想で、私の発想ではない。

☆ともあれ、そうであれば、ICT産業はクリエイティブクラスなのである。野本さんの記事は、そんなことを改めて記憶の奥から引き出してくれたし、ICT関連企業の方々の発想は、非常に間口が広く奥が深いと気づかせてくれた。

☆そして、21世紀型教育推進校や大妻中野のような「希望の私学」をリサーチしてきた私の見通しも、そう間違っていないなと再び勇気をもらった気がする。

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