« 2015首都圏中学入試【08】 横浜英和 青山係属校化で注目! | トップページ | 2015首都圏中学入試【10】 首都圏中学入試14日倍率状況 »

2015首都圏中学入試【09】 大妻中野 驚きの俊敏力!

☆昨年来「大妻中野はなぜ強いのか」をテーマに「大妻中野論」を考えているのだが、またもその理由が示された。首都圏模試センターによると、

年明け元旦の朝日新聞で「中学入試への英語入試導入」の動きが紹介されましたが、続いて現在の小学校5年生が中学入試に挑む、来春2016年入試から、大妻中野中学校(東京・中野区。女子校)が、中学入試に英語を導入することをこのほど公表しました。

Photo

☆元旦から朝日新聞が、中学受験における「英語入試導入」の記事を出すや、各紙でも話題となった。

Dsc01441
(帰国生のみならずフランスからの留学生も同校で学んでいる)

希望の私学「大妻中野」は、もともと「英語入試」を検討していたのだろう。2015年中学入試直前のタイミングで、一気呵成に2016年までの見通しを公表した。この判断力と俊敏力こそ大妻中野の強さだろう。

Dsc01294
☆大妻中野では、帰国生や留学生ノシェアは10%は超えている。同校における英語教育は、グローバル人材を育てるとか、文科省が英語に力を入れているからとか、企業がTOEICの高スコアを要求しているからという世間のニーズに対応する意味もあるだろうが、それはどちらかというと二義的な意味だろう。

☆大事なことは、まずはダイバーシティというグローバルな環境づくりということなのだ。昨今国際バカロレア導入の話題が喧しいが、そもそも日本語IBという発想がおかしいのである。

☆インターナショナルスクールの環境そのものがダイバーシティだ。その環境の中でIBの10の学習者像が掲げられている。

☆日本人だけの環境で英語教育という発想が、畳水連に過ぎない。その点、大妻中野は、環境設定から考えているわけだ。

☆ダイバーシティの環境には、留学生や帰国生が30%は欲しい。迎え入れるには、英語でコミュニケーションがとれるという条件が満たされなければならない。

☆であれば、英語の話せる日本人が必要になる。必然的に「英語入試」導入ということになったのであろう。

☆それから、「英語入試」で合格する生徒は、自然と「思考力」が身についている。なぜかというと、日本語と英語の差異を実感しているからであり、差異こそ思考の源泉だからだ。

☆小学校の頃のはまずは「国語」だという何を言っているかわからない英語教育への反論があるが、人間は考える葦である。われ思うゆえにわれありである。大事なのは人間であり、考えることであり、日本語とか英語を超えたロゴスということなのである。

☆大妻中野の今回の判断は、賢明であり、その理由は今後の英語入試の牽引モデルとなろう。それがゆえに大妻中野は強いのである。

|

« 2015首都圏中学入試【08】 横浜英和 青山係属校化で注目! | トップページ | 2015首都圏中学入試【10】 首都圏中学入試14日倍率状況 »

中学入試」カテゴリの記事