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2015首都圏中学入試【16】 共立女子 俊敏なリスクマネジメント(1)

☆昨日1月17日(土)13時30分、共立女子が緊急説明会を実施した。昨年4月の段階では、1月に説明会を行う予定はなかったが、昨年末実施することが同校サイトで公開された。

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☆共立女子の過去の歴史の中で、1月に入試説明会を行ったことはない。今年初めてである。渡辺校長にその理由を尋ねたところ、

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「前回の2009年のサンデーショックのときと、3模試の志望者数の動向は変わっていないのです。しかし、受験市場の構造が変化しているし、そうはいってもパイそれ自体は縮小しています。ギリギリまで迷っていて、1月中に初めて訪れた学校を選択するということも以前に比べて多くなりました。

また、昨年秋ごろからグローバル教育や21世紀型教育が急激に注目されてもいます。広報部のメンバーが、良妻賢母型伝統校のかつてのイメージが、伝統をベースに新しい学びを行っている共立女子の教育のイメージにまだ更新されきっていないこともあるから、1月の説明会にチャレンジしたいと提案を持ってきたのです。

市場の内在的構造変化と時代精神の流れを読んでいがゆえに、その提案を実行することに決めたのです」と明快に語られた。

☆共立講堂に多くの参加者で埋まっている説明会とは違って、はじめて訪れた受験生と入試対策の説明会に参加できなかった保護者対象のミニ説明会。しかし70名教室はあふれかえってしまった。

☆この機を見るに敏な瞬発力は、首都圏女子校で最大の生徒数を抱えている同校からは想像もつかない。どうしてこんなことができるのだろうか。もちろん、入試広報のデータベースが充実している渡辺校長の分析力と決断力によるものであるが、広報のメンバーが議論して企画案を提出する風通しの良さにあるのは間違いない。

☆そして、その企画がデータ分析力によるものでもあるというのが、過去問の傾向と対策の説明をする4教科の先生方に備わっているのを見て、合点がいった。

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