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2015首都圏中学入試【46】 中学受験市場 量から質へ

☆1月27日(火)現在、出願の勢いがはやくも遅くなった。あと4日間で、東京・神奈川エリアは、昨年の出願数に追いつくことができるのか、危うくなってきた。

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☆偏差値や東大合格実績に関係なく応募が集まっているところ、偏差値や東大合格実績に注目されて応募が集まっているところという二つの塊が受験市場の中にできている。

☆昨年までは、偏差値や東大合格実績に注目された学校が、受験市場でピラミッドをつくっていたのに、どうもそういう気配でもない。

☆では二つのピラミッドができているかというと、そういうわけでもない。やはり受験市場空間に同じくらいの2つの渦巻き銀河系が生まれているという感じかもしれない。しかもこの2つの渦巻き銀河系はメビウスの輪のようにつながってもいる。

☆たとえば、麻布の応募者の中には、偏差値や東大合格実績を基準に学校選択をする集団もいるだろうし、それと同じくらいそれらの基準よりリベラルアーツ的な自由の気風に魅了されて選択する集団もいる。

☆しかし、三田国際や工学院などは、完全にリベラルアーツベースの12世紀型教育を実践していることに魅了されて選ばれているわけだ。

☆一方攻玉社や本郷は、偏差値や東大合格実績を基準に選ばれている。じゃあ、浅野や栄光だってもっと応募者が集まってよいじゃないかという話だが、現状はそうではない。だから、この集団がピラミッドをつくっているわけでもないのだ。

☆三田国際のような系を21世紀型教育系とし、攻玉社のような系を20世紀型教育系とすると、21世紀型教育をやっていうようと、20世紀型教育をやっていようと、「系」をつくれる学校かどうかは、結局量ではなく質というわけだろう。

☆21世紀型教育の中でも質の高い教育を行っている学校グループと受験生と保護者が系をつくる。

☆20世紀型教育の中でもより合理的で功利主義的な教育を遂行している学校グループと受験生・保護者が系をつくる。

☆中途半端な21世紀型教育や20世紀型教育の学校は、系の外に浮遊するという感じではないかなと思う。

☆21世紀型教育系は対話の質で勝負するし、20世紀型教育系は学校自体が行っている受験勉強の効率性合理性で勝負をする。

☆大学合格実績は実は予備校が作っているという20世紀型教育系は、効率性が悪いから積極的には選ばれなくなっているということだろうか。

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