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2016首都圏私学選択リサーチ【08】≪新学校進化論≫ 三田国際の場合(了)

☆三田国際の“The Soul”は問題の認識から出発すると紹介した。そしてそれがあらゆる教育内容、学びの空間に貫徹しているのだと。その証明が、数学の先生によるIB(国際バカロレア)のディプロマのコアカリキュラムの1つ“TOK(知の理論)”に基づく、トリガークエスチョン作成ワークショップだった。

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☆4月に向けて、一塊になって準備していることは、こういうことだったのかと驚愕。どういうことかというと、oneselfからone to one、one to one からall for allへというパースペクティブは、ICTだけの話ではなかったのである。

☆オールイングリッシュ、オールICT、オールアクティブラーニングというのは、すべてオールTOKベースのトリガークエスチョンを教師も生徒もシェアするというシンプルかつパワフルなものだったのである。

☆IBのTOKのワークっショップ研修に参加した数学教師が、たんに報告をするのではなく、それ自体がトリガークエスチョンになっていて、なるほどと気づいた教師がチームに分かれて、それぞれのチームでトリガークエスチョンを創る条件を座標系とその歴史的変化を設定できるサイトにはいって、議論しだした。

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☆そして、もちろんプレゼン。ワークショップだから当然だが、先生方がふだんやっているアクティブラーニングの手法がそのまま活かされている。見ていて、この自然体はなんとスゴイのだろうと思うなという方が無理な話である。

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☆この1時間弱の「TOKでトリガークエスチョン」ワークショップは、抽象理論→具体的シミュレーション→議論とプレゼンでシェア→抽象理論としてのまとめという流れで進んでいる。思考の過程を丸ごとシェアする。all for aという新学校進化論としてllの軌跡が、三田国際ブレイクという奇跡を生んだのである。

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☆研修はこれで終わりではなかった。“The Soul”は、最終的には現場に流れなければならない。今回の研修で気づいたことを教科に持ち帰り、教科ごとの授業=トリガークエスチョン×アクティブラーニング×ICTのプロトタイプを創る議論にはいった。

☆21世紀型教育の肝は、かくして“The Soul”が形になるというlearning bu making手法である。ジョブスも、言葉によるプレゼンというより、シンプルにプロトタイプを見せてプレゼンするのをよしとしたと聞く。

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☆スタンフォードやハーバード、MITメディアラボの理論をベースにしながら、実践はジョブススタイルというのが大橋学園長流儀である。

2月22日の21会の「2016年中学入試セミナー」で、僭越ながら私がコーディネーターを演じるが、大橋先生から“The Soul”の真髄とその豊かな展開がいかにブレイクを生んだのかそのバックヤードを引き出せるトリガークエスチョンをつくって臨みたいと思う。

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