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2015首都圏中学入試【76】 筑駒か開成か?②

☆筑駒と開成の入試問題の比較、つまり教育及び学びの質の違いを比較していたら、他の学校とも比較してみようと思い立った。

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(ブルーム型のタキソノミーで海城の中田先生が引用してくださったもの。この「評価」というネーミングを「創造」に置き換えて比較表を制作)

☆教育の質や学びの質は、入試問題を見れば一目瞭然。その学校の頭脳とハートの両方がわかる。

☆タキソノミー(IBやBCカリキュラム、PISA、CEFRでは当然使っている。もちろんバリエーションはいろいろある。これがないとルーブリックもできない。)の深さがどこまで意識されているか分析していけばよいからだ。

☆実は、21世紀型教育を推進する学校は、タキソノミーでメタ認知(リフレクションして、思考過程や判断をチェックできる視点。モニター的な認知機能。rethinkといったほうがわかりやすいか。今これがグローバル教育では欠かせない。多角的に複眼的に思考する力だから。クリティカルシンキングとも言われる)、創造(評価・自己決定)というろころまで深めるアクティブラーニングを開発している。

☆上記の表で、筑駒や麻布、武蔵のように、それを意識して入試問題もつくっている。

☆かつては、そういう難しい問題は、偏差値が高い学校しか出さない。だから、塾はそんな難しい問題を御三家でもないのに出題しないでくださいとクレームを入れていた。しかし、すべての子どもがメタ認知や創造的思考力を身につけるのは、学ぶ権利でもある。

☆そこで、21世紀型教育を創る会では、50%以上の学校が「思考力テスト」「思考力型問題」を開発。いきなり、創造せよではなく、そこに到るまでの過程を積み上げながら、最終的に創造性を発揮するようになっているから、知識がなくても考える意欲と気概があればできるようになっている。

☆知識は入学してから記憶すればよく、思考過程を最後までたどれるタフな知の素養をみようというのである。

☆思考力の素養はあるのに、知識量が足りなくて前に進めない生徒に「希望」がある学校である。

☆だから、従来のように、今設定された東大に行ける知識の量があるかないかという入試を行う20世紀型教育推進校と6年後東大ばかりかグローバル大学に進める可能性をテストする21世紀型教育推進校との違いが明快になってきた。

☆今までは、どこの入試でも知識の量を問う問題が平均的に出題されてきた。しかし、2015年は、筑駒や麻布のように一つの試験で創造の段階まで問う入試問題は出せないが、一般試験と思考力テストという2種類の形で、今ここでの能力をみる問題と未来の可能性をみる問題の両方を見ることができるようになった学校が出現してきた。

☆これによって、知識の多寡、つまり偏差値で輪切りの偏差値ピラミッドという格差の世界から、そのピラミッドを崩す分極化の状況がでてきた。

☆もっとも、この分極化を促進している21世紀型推進校は、今年人気校が多く、来年は偏差値が高くなるから、再び二極化現象が起きるが、この繰り返しが、多極化を生み出し、偏差値の量的リサーチから質的リサーチにシフトする時代がそこまでやってきている。

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☆簡単に行ってしまえば、偏差値45で、筑駒は入れないけれど、筑駒以上の教育の質の高い21世紀型教育を創る学校には、入れるチャンスがあるということなのである。このすばらしい希望と可能性の話、そして来年2016年入試の動向予想を、どこよりもはやく、保護者に報告するセミナーを2月22日に開催する。

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☆新しい情報をいち早くゲットすることこそ、サバイブする大きな条件である。

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