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はやくも2016年中学入試に向かって動いている21会(3)

21会校は、入試を行いながら、授業改革のリフレクションも忘れない。2月17日には工学院大学附属が、PIL×PBL授業の公開研修会を行う。全国から50人以上の教師が参加予定。

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☆アクティブラーニングがトレンドになってきたから、多くの学校で関心が高いのだろう。11人のスーパーグローバルティーチャー(SGT)が、自分の授業を公開する。それぞれが授業シラバスを公開。写真の上の方に並べてあるのがそれ。

☆凄いのが、「本時のシラバス」と「思考コード」がきちんと連動しているところ。しかも、工学院の思考コードは、ブルームのタクソノミーを、日本の大学入試の現状に合わせて脱構築しているところだ。

☆さらに、生徒が、思考コードAレンジ、Bレンジに飛ぶには、生徒がアハ体験する仕掛けをデザインすることになる。システム思考とデザイン思考の統合を果たすレファレンス(基準)として、思考コードをつくっている。ただし、量子力学的な発想だから、思考コード自体の定義は未規定。コードによって立ちながら、具体的に授業の展開や評価をを考えているところが工学院流儀。さすがサイエンスベースの学校である。

☆次の日、18日は、かえつ有明が「教科横断型授業の研究授業」を公開する。21人のSGTが、教科横断型授業に挑戦する。なぜ、教科横断型ができるかというと、同校もブルームのタキソノミーの脱構築を行っていて、メタレベルの思考層で、教科横断を行っている。

☆2月27日は、順天で「2014年度SGH活動報告会」を行う。スーパーグローバル大学である明治大学の教授による基調講演と生徒による報告プレゼンがメイン。

☆大学の学者と同じステージで生徒がプレゼンしてしまう。見事な高大連携報告会となるだろう。

☆「思考コード」「知のコード」は、結局本当のICTの使い方にいきつく。これはITメディアの方々にはなかなか理解ができない。なぜなら、思考のコンテンツとプロセスで、コノテーションのカテゴリーであるからだ。もともとITエンジニアは、コノテーションの領域には入り込まない。あくまでデノテーションの領域。コノテーションの領域はAIでも今のところ入らない。コノテーションはAIにとってはバグなのだから。

☆AIには人間理解には深い溝がある。それがゆえに、その溝を無視した時、AIはバグを消去するから、人間の存在が危うい。そこがホーキング博士やビルゲーツ氏が警鐘を鳴らしているところである。

☆高大連携も、結局深い探求テーマで協働できるような相互に利益があるものでなければ、うまくいかない。順天がうまくいっているのは、学際的な探求テーマとグローバルボランティアの視点があるからだ。

☆そんな準備の情報交換をしながら、2月22日の「進撃の21世紀型教育セミナー」のパネルディスカッションのストーリーを議論している。結局当日のアドリブになるのだが、そのための議論のたたき台として、ストーリーをシミュレーションする。そしてその過程で、新機軸の発想がより鮮明になっていく。

☆今年は、3月21日にも「思考力×教育」セミナーを実施する予定なので、演者と調整しながら、チラシもつくった。2月22日のセミナーで配布する予定。

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