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新6年生のために(20) 東京女子学園のブレスト

☆東京女子学園のブレスト・ミーティングに参加させていただいた。辰巳先生、大坪先生、落合先生と侃々諤々。実におもしろかった。

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☆各教科、体育や芸術などの教科も含めて、すべてプロフェッショナル・キャピタルを一覧表になった形で提供された。

☆21stLeague School(21会の新ポジショニング)として、1人ひとりの教師の知の資本をシェアして、東京女子学園の教育の独自性とそれがいかにグローバルスタンダードと響きあうか、リフレクションしている教務力が大きく動きだしている感じだった。

☆2020年大学入試改革一体型の学習指導要領改訂の動きと相まって、アクティブラーニングへの転換議論が喧しいが、東京女子学園は、教師1人ひとりが個々に、すでに授業の中で実践してきた。

☆それを一丸となって、独自性を保ちながらも東京女子学園流儀のシステムにしようという挑戦。そのためのブレスト・ミーティングにちょっとだけ参加させてもらっただけであるが、東京女子学園型タキソノミーという評価基準をじっくり学内で醸成していかねばとか、教科横断型とは、教師にとってというよりも、生徒が思考の段階でできなければならないことではないかなど話が多肢にわたり、気づきもたくさんあった。

☆各教科の主任のミーティング、全体でのミーティング、オープンな学びの展開など、いろいろなことが行われていくのだろう。つまり、パワフルな学習する組織となっていくと感じ入った。

☆市場というのは、ケインズではないが、深いファンダメンタルの部分で動くのではなく、近視眼的な人気を得るテクニックで動きがちだ。

☆まして東京女子学園のように教育の質が豊かな学校は、結局テクニックよりも深いファンダメンタル層を大切にしているから、その深層は、ディープで光が届かないこともしばしば。それを表現し、さらにシェアする必要性を感じてブレスト・ミーティングがあったのだろう。

☆先週、東京女子学園のアクティブラーニング「模擬裁判」を取材したが、法技術と法感情の葛藤を解決する思考をたどっていく同校の生徒の姿に感動した。

☆組織進化論的には、学校も順風満帆なときばかりではない。東京女子学園は新たな旅立ちの準備をしているのだ。2016年中学入試で復活の旗を掲げることになろう。

模擬裁判の取材記事)

東京女子学園 模擬裁判でActive Learning(3) 
東京女子学園 模擬裁判でActive Learning(2) 
東京女子学園 模擬裁判でActive Learning(1) 

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