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新6年生のために(18) 武蔵の入試問題「理科」は思考力テスト

☆今年の武蔵の理科の入試問題は、90%思考力テスト。これは、21会校である聖学院、工学院、かえつ有明、富士見丘の「思考力セミナー」そのものといってもよい。

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☆毎日気になる天気。テレビの気象予報士にはすっかりお世話になっているが、自分で空を見上げれば、雲の現象によって、気象の状況を判断できる。それが十種雲形という雲の10パターン。このカテゴリー分けは、理科の基本的な姿勢であると同時に、思考力の基礎でもある。

☆比較をして、カテゴライズする行為は、21会の思考力セミナーでも必ずといってよいほどリフレクションする基本である。

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☆また、身近な現象に雲と同じ法則が成立していることに気づく学びもやはり同じように問いかける。これは、リンゴの落下と月の落下に共通する万有引力の法則にニュートンが気づくのと同じだし、武蔵のこの問題のように、身近な現象と雲の現象を結びつけるのは、あの寺田寅彦と同じ発想。

☆この一見異質のものを結びつけるデザイン思考こそ理科の姿勢であると同時に思考力の基礎でもある。

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☆武蔵の理科といえば、お土産問題。今年も期待通り出題されたが、いつもと少し違う。単品の「もの」を観察して気づいたことを書くというより、実際に与えられた4種類の紙を比較してみて、「複写のシステム」を考えるという問題。

☆これは、聖学院の思考力セミナーで、4種類の切れ端を提供して、その違いを比較するところから始まり、建物を建てる材料の最適システムを考案するプロセスとほとんど同じ。

参考)→希望の私学「聖学院」(首都圏模試センターサイト)

☆それにしても、理科の得点が92%でも武蔵に合格できていない生徒がいる。これは社会でも、国語でも同じような傾向。

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☆記述式の問題がほとんどだから、92%できた生徒は、思考力も書く力もある。このような生徒を合格させられない入試のシステムは、武蔵にとって才能児獲得をのがすことになるのではないか。

☆もっとも、そういう潜在的ギフテッドな生徒は、21会校の思考力テストを受験して、合格すればよい。そこに自分の才能を開花させる学びの環境があるはずだ。まずは、3月21日の21会思考力セミナーを体験されたし! 驚きの学びの時間を過ごせることは請け合いだ。

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