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新6年生のために(11) まだ見ぬ新しい教育シーンが始まる

☆今年の中学入試の総括は、大学進学実績を重視する保護者と新しい教育シーンを希求する保護者と分極化し、大学進学実績重点私学の偏差値ピラミッド順に学校が選択されたわけではなかった。この傾向分析というか実感は、受験業界でも共有されている。

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(富士見丘:慶応義塾大学理工学部の院生とコラボレーション。新しい高大連携プログラム)

☆それでは、新しい教育シーンとは何か?

1)2020年大学入試改革に対応できる教育

2)ハイレベル英語

3)アクティブラーニング思考×ICT

4)高大連携・企業連携

5)グローバル大学進路指導

☆と言われている。そして、1)はともかく、その他はすでにやっているという学校も多い。だから、ことさらアピールする必要はないとアピールしてこなかった学校は、生徒募集でマイナスになってしまったところも多い。やはりしっかりアピールしなくてはということか。

☆しかしながら、実はそうではない。このことに気づかなければ、2020年どこらか、子どもの未来の生活を守ることができないかもしれないくらい重要な点を見逃している。

☆だから、一方で公立学校は大丈夫なのか?このことに気づくはずもないだろうから、あるいは気づいても教育政策として機能しないから、本当に日本の教育、その延長上にある日本という国が危ういと感じるのは私だけだろうか。

☆さて、私立学校においては、気づくことができるから、そちらの話に戻るが、いったい何が違うというのか。

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(聖学院:最高の学びの空間。学びの自由度が最高に高いのである)

☆そのことに気づいた保護者が、三田国際やかえつ有明、工学院、文化学園大学杉並、富士見丘、聖徳、桜丘、順天、聖学院などを積極的に選んだ。

☆受験生・保護者は説明会や体験授業に参加して、何かが違うと感じたのである。その気づきの1つは、訪れなければわからないが、学びの空間の独自性である。

☆同じ学ぶのでも、机と椅子があればよいというものではない。あるときは机はいらないかもしれない。あるときは机も椅子もいらないかもしれない。タブレットを持って、自在に動きながら、議論しながら、地べたにすわりながら、ものをつくりながら、思考のための自由を享受できる学びの空間がデザインされている。

☆学びの空間は、思考/創造の翼をのびやかに広げることができる空間。それが前提になっていてハイレベル英語なのだが、これも結局ハイレベルでないと英語で思考することができないからだ。

☆つまり、アクティブラーニング思考を日本語でも英語でもできるようにする教育シーンは、いままでになかったのである。それが、上記の学校は、昨年から本格的に準備に入った。ICTを活用するときも思考の翼を広げられるのは大事である。高大連携や企業連携も今までは、受け身だっただろう。それが、思考の翼を広げられるのである。

☆なぜグローバル大学進路指導なのか、それも同じことである。2020年大学入試改革は、そこに狙っているが、その間に、海外大学はさらに進化する。そこへの目配りをしなければ、本当にまずい。TPPの話は、経済だけではなく、教育にも及んでいる。よいかわるいかの問題ではなく、すでに海外大学の日本進出は、新しいフェーズを迎えている。

☆では思考力とは何か?それについては、いつもタキソノミーで述べているので、今回は述べないが、創造的思考のレベルが要求されるのがグローバル教育である。クリティカルでクリエイティブ、つまりシステム思考とデザイン思考ということだろう。

☆こんな思考/創造の翼を生徒が広げる教育シーンとはどうイメージすればよいのか?先述の学校とて昨年までは準備段階。つまり、それはこの4月からはじめて目の前に広がる光景なのだ。

☆昨日IT業界の中でも世界の王者級のエデュケーショナルチームとミーティングをしてきたが、そこでも話題になったことは、すでにITメディアが凄いと言っている教育シーンは、すでに古くなってしまっている。もっと新しいシーンをと探していたら、2日前に三田国際を訪問した時に見ることができましたと。

まだ見ぬ生徒の未来をデザインする、あるいは未来でサバイブできる思考の翼を身につける教育シーンについてはやめに気づくことが重要である。すでに多くの方々から、2月22日の「進撃の21世紀型教育セミナー」に参加するお申し込みを頂いている。新しい教育シーンをシェアして、未来からやってきた留学生の新しい教育シーンをいっしょに考える会としたい

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