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新6年生のために(22) 順天の希望のSGH

☆昨日27日、21会校である順天は「2014年SGH活動報告会」を開催。多くの学校関係者そして2014年度のSGHクラスGLAPの高1生たちが参加。明治大学副学長の勝悦子先生の基調講演のあと、英語のプレゼンあり、パフォーマンス型プレゼンあり、フィリピリンのフィールドワーク報告ありで、たいへん盛り上がり、世界の痛みをシェアできたひと時だった。

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(順天のGLAPの3人がフィリピンでフィールドワークした内容が高校生新聞でも取り上げられた)

☆圧巻だったのは、SGHの本当のねらいが何であるか、思い知らされたことである。グローバルリーダーやグローバル人材を育成するプログラムではあるが、今のところそのイメージは、世界で活躍する政財界人や国境なき医師団のようなtitled leaderの話だろうが、順天の生徒がSGHプログラムを体験して気づいたのは、natural leaderであり、グローバルシチズンのイメージだった。

☆今世界各国で21世紀型スキルについて話題が広がっているがそこでは、グローバル教育は、global learningという言葉で表現され、グローバルシチズンを育成する目的が明快に表されているのである。

☆順天の生徒は、鋭くもこの違いを明確に意識したのである。

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☆つまり、私たちがいかにOld Powerに浸っていて、New Powerに気づいていないか、思い知ったのだということだろう。

☆この発展途上国の新しい支援方法について、提唱し実践している大学といえば、上智大学であるが、今年すでに順天から上智に合格した生徒数17人。高3生は、SGHのプログラムを受講していないが、もともとグローバルボランティアの基礎を築いてきた順天だけに、そのような成果を出している。

☆明治大学をはじめスーパーグローバル大学も、教育内容のグローバル化を急いでいるが、なんといっても、グローバルシチズンというコンセプトをどのようにクマドルかがポイント。

☆順天の生徒は、ネットワーク、ワークショップ、フィールドワークを統合したノットワークを完成している。

☆2015年は、一方的な支援ではなく、その国の人々といっしょにプロジェクトをつくり、世界から教育投資を得られるようなアントレプレノイアーシップを協創していくという。

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☆SGHを推進しているスーパーグローバルティーチャー(SGT)の1人中原先生は、SGHはモチベーションを激しく燃やしているとともに、ボランティアとインベストメントを融合させる新しいアイデアを創り上げることにインセンティブを感じるようになっていると。

☆理想を掲げるには、モチベーション。理想と現実を一致させるにはインセンティブが必要。まさにソーシャル・アントレプレノイアーシップである。

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