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2015大学合格発表の季節(03) 立教女学院 東大3名合格!

☆今年、立教女学院から東大現役合格者は3名(理Ⅰ、理Ⅱ、文Ⅲ)。教頭山岸先生から、サンデー毎日の公表数字2名は違っていますというメールを頂いた。

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明日3月14日(土)14:00~15:30 高3卒論発表会が行われるので、フルってごご参加いただきたい。というのは、立教女学院がいかに21世紀型教育つまり、リベラルアーツを実施する教育改革の過程で、東大や理系に進学する力もあふれるほど確立できたかということがわかるからだ。

☆21世紀型教育とは、今でこそCEFRとかiPadとかアクティブラーニングとかコアコンピテンシーとか3X(eXplore eXchange eXpress)型の新しい学びのツールとロールとルールが明快になったので、注目を浴びているが、そもそもブレアやクリントン政権時代に端を発している。

☆したがって、立教女学院も、そのころから21世紀型教育にシフトしてきた。明日の卒業発表会に象徴されるように、この学びは、まさに3X型の学びである。

☆中学校3年間で課題設定力・調査研究力・発表力の基礎を徹底し、高1・高2の準備段階(論文作成のためのオリエンテーション受講およびテーマの模索・テーマに関連する読書活動)を経、高3で卒業論文の作成を行うという、6年間一貫のリベラルアーツプログラムが貫徹しているのである。

☆2006年度からは、高2から理系コースも設置し、その成果も確実にでている。東大合格者3人のうち2人が理系であることからもわかるだろう。

☆立教女学院は、伝統がありながら新しい学びも融合している私立中高一貫校こそ本物の名門校である。

☆そして、立教女学院のその新しい学びを学びの組織としてシステム化している新興勢力が21会(21世紀型教育を創る会)校である。メンバー校が協力し合いながら、CEFRとかiPadとかアクティブラーニングとかコアコンピテンシーとか3X(eXplore eXchange eXpress)型の新しい学びのツールとロールとルールを学びのシステムとして組織化している。

☆明日14日の立教女学院の高3卒論発表会をご覧になり、3月21日の21会思考力セミナー(こちらは新6年生が体験できるワークショップ型授業)に参加していただきたい。3X(eXplore eXchange eXpress)型の学びがどんんなものであるか、体感できるし、それが東大を突破する力であり、なんといっても未来の世界を切り拓く知のサバイバルスキルであることがわかると思う。

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