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2015大学合格発表の季節(12) 東大合格と21世紀型教育の意味⑦

☆さて、「東大合格と21世紀型教育の意味」①から⑥までをまとめてみよう。

グラフ1

Photo_2

☆まず、首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)の私立国公立の中高一貫校の合格者数は、1293人。東大合格者3008人対するシェアは、43%である。実際には、まだフェリスなど未公開のところもあるから、もっと増えることになる。

☆日比谷やICU高校など、中高一貫でないところは含まれていないから、東大が首都圏のローカル大学であることは、間違いないようだ。

☆そして、この首都圏中高一貫の東大合格者のうち、教育タイプ別に表したのが、グラフ1である。

☆これによると、20世紀型教育の中高一貫校は48%で、21世紀型教育タイプの学校のほうが東大合格者をシェアし始めていることがわかる。

☆21世紀型教育の中でも、さらにNew Powerである2.0及び3.0タイプは15%シェアで、あなどれない勢いになりつつある。

☆21世紀型教育では、大学合格実績に寄与しないのではないかという20世紀型教育タイプの首都圏中高一貫校のこれまでの憶測は、もはや成立しない。

☆また、21世紀型教育の中でも、SGHはさらに増えるから、2.0及び3.0タイプのシェアは必然的に増える。

☆東大及び中高一貫校の21世紀型教育、特に2.0及び3.0タイプへのマインドセットはどうやら確実になったといえよう。

☆中高受験生諸君!学校選択は新情報で、そしてミレニアル世代の志向性であるNew Powerを見逃さないようにしよう。2020年以降は、New Power(21世紀型教育2.0及び3.0タイプ)の時代になっているのだから。

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