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新6年生のために(30) 大学通信・大野香代子氏の記事必見!

☆サンデー毎日2015.3.15に大学通信・大野香代子氏の記事が掲載。タイトルは「2015中学入試結果~景気回復、新テスト導入を踏まえた中高一貫校に人気復活の兆し」。「新テスト」とは2020年大学入試改革で実施が予定されているテストのことを指す。

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(2015サンデーショック震源地JGの入試における保護者控室の風景)

☆大野氏の2015年中学入試の分析は極めて重要。まずは、次の箇所を引用したい。

「3年連続で志願者が増えている首都圏の私立中」では、吉祥女子や東京都市大付、市川など、近年大学合格事績が伸びている人気校が並ぶ。・・・①

しかし、私立への期待は大学合格実績だけではない。「今年の入試で志願者が伸びた学校」を見ると、学校改革を実施した中堅校が目立つ。女子校から共学校に行移行する三田国際学園と開智日本橋学園、大学との連携を強化する東洋大京北と横浜英和女学院(16年に青山学院大学と係属校提携)、新コース設置の麗澤などだ。いすれもカリキュラム改革を実施し、考える力や問題解決能力、リーダーシップを身につけ、学力だけでなく人間力を伸ばすことを目指している。まだ、実績がないにもかかわらず人気なのは、大学合格実績や偏差値だけでなく、子どもの成長が期待できる教育プログラムかどうかを重視する保護者が増えているからだ。・・・②

☆この①と②のクダリは、かつてのように、大学合格実績や偏差値で二極化する状況を作ってきたOld Powerとカリキュラムイノベーションを起こし、未来からやってきた留学生にとって未来志向の最適な学びの組織をつくっているNew Powerの両方が併存し、いわばOld PowerとNew Powerが分極化していることを表現している。

☆そして、重要なことは大学入試改革に有利なのは中高一貫校であり、それゆえ中学受援は復活の兆しがみえてきたのではないかというのである。

☆ただ、この対応がNew Powerのほうがさらに有利であると指摘するまでには至っていない。もう少し動向を冷静に見ようという真のジャーナリストとしてのセンスが作動しているのだろう。

☆しかし、いずれにしても、「今後、新テストの内容が具体的になるにつれ、カリキュラム改革に取り組む一貫校が増えそうだ。これまでのように学力だけではなく、子どもの成長が期待できる学校に注目が集まりそうだ」という見通しのようである。

☆つまり、2015年は、エポックメイキングな首都圏中学入試となったということなのではあるまいか。

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