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八雲論 姉妹校Cate Schoolと新ステージへ [了]

☆八雲学園は、その教育の総合力を通して大学合格実績も伸ばしている。昨年特にブレイクし、今春さらなる成果を出している。今年は早慶上智、MARCHはもちろんのこと、お茶大合格者も出た。

☆彼女は高1の時にインタビューする機会があったが、すでにそのときに数学教師になるために理系に行くのだと決意表明していたぐらいだ。吹奏楽部の部長として、受験勉強に入るギリギリまで活躍していた。大学受験勉強は、授業と教科書で十分で、あとは考える力と気力だという。さすが八雲のエースだ。

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(ケイトスクールでは、生徒のほとんどは世界大学ランキング100位以内の大学に進学する。プレップスクールたるゆえんだ)

☆卒業後1週間もたたないうちにOGが学校に戻ってきて、後輩に大学とは何か、合格するにはどうするのか、勉強とはそもそも何かを語り尽くすワークショップを繰り広げるようになったのも昨年からだ。

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(セルフコントロールの手法やノートの編集の創意工夫の仕方。ここにもクリエイティビティというアートを大切にする八雲の精神が生きている)

☆八雲の進化は、生徒と教師の学びの体験の中から生まれてくる。このシステムはケイトスクールと同じだ。教師が、生徒がさらなる次元を欲求するとき、それに応えて新たなイノベーションが起こるのである。

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(リベラルアーツについて明快にかつユーモアを交えて語る。八雲の感性教育がここにも生きていた)

☆それは、インディペンデントスクールであるケイトスクールと同じ質感なのだ。外部の様々な情報はキャッチするも、右往左往、右顧左眄はしない。なぜなら、生徒と教師が協働で、学びを創り、成果を上げていく。

☆すると、学びはまた新たに構築されなおす。≪共に学びを創造→成果→学びのイノベーション≫という毎年チェンジしていくダイナミックな循環こそ八雲学園の真の姿である。

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☆しかしながら、どんなに速度の速い乗り物に乗っていても、中にいてはその速さに気づかない。昨年までは中学受験業界もそれほど景色は変わらなかった。だから、学内外で八雲学園の進化に気づかなかった可能性がある。

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(記述や論述の問題のほうが、最後まであきらめないで考え抜き、書き切ることで乗り越えられるというメッセージは印象深かった)

☆しかし、今後東大も出るだろうし、世界大学ランキング100位内の大学もでるだろう。もしかしたら2020年のオリンピック選手も輩出されるかもしれない。学内外の景色が一変する可能性大である。

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(八雲のマインドを図にしたらどうなるかについてOGワークショップ。どのチームも八雲の魂を表現。AO入試などの面接で、八雲の魂と自分のアイデンティティを重ねて語っている自分に改めて驚いたと語るOGも多かった)

☆何より、卒業生が社会で活躍しだす。今まで女子校は、男子校に比べ家庭の縁の下の力持ちで、社会で直接活躍するケースは少なかった。しかし、今や女性の時代だ。社会で活躍するOGが八雲学園の進化/真価をダイナミックに証明するときも近い。

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☆卒業して間もなくのOGが集合して、後輩のために話すだけではなく、未来の八雲生に向かって話す場があってもよいのではないか。彼女たちのスピーチを聴いていて大いにそう感じた。

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☆今年の卒業生は緑学年。菅原先生の学年でもある。all for one one for allのタッグを組んで挑んできた3年間。卒業すれども、今後彼女たちは、後輩を支えるチューターとして活躍するようになるという。八雲学園の進化の奥義は、教師とOGの絆にこそあったのだ。

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