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2020年問題 新テストは実現可能か?

☆2020年大学入試が変わるという情報は、教育業界を席巻している。しかし、この手の話がでると、必ず一方で結局は動かない、変わらないという話になる。変革のパラドクスというやつだ。

☆しかし、今回は変わらざるを得ない。それはグローバル教育は、OECD/PISA、21世紀型スキルを推進するグローバルICT企業、ETS、ピアソン、ベネッセなど巨大教育産業が、国際的レベルで協働して動いているからだ。

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(4月27日、第19回21会定例会。SGTな先生方)

☆知識基盤社会とは、教育改革によって先進諸国の経済の復権をかけて世界戦略が故に、これに乗らないと、亡国ということになるからである。

☆アクティブラーニング、IRT、CBTという流れは、その世界戦略の一環で、これにCEFRを制作している欧州評議会という世界の人権のゲートキーパーも協力しているから、ますます変わらざるを得ない。

☆おそらく新テストは、全国学力テスト、公立中高一貫校の適性検査、OECD/PISAの延長上に組まれるから、そう難しいものではない。

☆結局、国公立大学の独自入試や難関私立大学の論述型入試が、本来文科省が考えていた大学入学準備教育型の試験を実施してくるだろう。

☆そういう意味では、新テストは実施するも、中身はそれほど今までと変わるものではなく、運営方法がリアルからサイバーにシフトするということになるだろう。

☆これはこれで、英語は大胆に変わるだろうから、大学入試改革は行われることになり、アクティブラーニング、ICTは全面的に広まざるを得ない。特に一方通行型授業は、人権という観点から見て、世界的に変更が迫られている。

☆グローバルな政治経済、人権問題を包括した2020年大学入試改革とそれに伴う学習指導要領改訂。いずれにしても、ICTや教育市場は経済的利益のためにポジティブに動くだろう。

☆かくして哲学者カントの経済が安心して広がることに拠って、永遠平和が担保されるというテーゼは、実現するのである。それが知識基盤社会の夢なのである。なんともはや逆説的な。。。

☆ここまで書いて、アレっ?すべて外圧じゃないか?自ら変わりたくて変わるのでなければ意味がない。時代の精神とパーソナルな精神はシェアされているのだろうか?あいかわらずパーソナルな精神は時代精神に翻弄されているだけなのだろうか?

☆人間の根源性に立ち戻って変化しようとしているのだろうか?とはいえ、人間の根源性を見つめてきた結果の20世紀型教育でもあるまい。

☆結局、時代精神に翻弄されるのではなく、時代精神を生み出す普遍的な精神を有しているスーパーグローバルな教師(SGT)に頼るしか閉塞状況を突破できないのかもしれない。

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