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21世紀型教育を求めて≪12≫ 聖学院の6年間が始まった!

☆今、聖学院の新入生は軽井沢で2泊3日の合宿をしている。同校では、ロングホームルームを拠点に、L.L.T(Learn Live Together)という「共に学び、共に生きる」ことを目的にした全人教育が、アクティブラーニングの手法で行われているが、この合宿はその一環でもあろう。

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(本橋先生の写真:白銀の世界で合宿を行う聖学院。6年間のスタートは、純粋な結晶を感じるところからとは忘れられない旅立ちとなっただろう。)

☆聖学院の精神は、オンリー・ワン・フォー・アザーズ。他者と共に生き、オリジナリティ豊かな才能者になろうということだと思う。その精神を豊かにしていくマインドセットが合宿でなされる。

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(大野先生の写真:自然の息吹が聴こえてくるかのようだ。)

☆自己の世界と他者の世界。日常生活では当たり前の友人関係も、2泊3日、たとえば言葉についてじっくり話し合う中で、深くかかわることができる。自分と仲間、自分と社会などの関係性がふくらんでいることだろう。

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(大野先生の写真:蜘蛛の巣が凍てついてアート作品と化している)

☆そして、雪が降ってマイナス2度の世界で、自然の厳しさに気づいているだろう。同時に自然が生み出すアートの世界に創造性のインスピレーションが生まれているかもしれない。

☆聖学院は、初めに言葉があったというクダリから出発するに違いない。言葉はある意味魔法である。勇気づけるのも言葉、モチベーションを下げるのも言葉、傷つけるのも言葉、癒すのも言葉、真理を見抜くのも言葉、嘘をつくのも言葉・・・。

☆対話の中からネガティブな局面を取り除く、言葉のマネジメントの体験がまずは大切。それは普段の生活ではなかなかできない。いつもいっしょなのに、じっくり話す機会は意外とないものだ。

☆この合宿で、自分の世界の中に仲間、自然、高邁で勇敢な精神を召喚させることができたと思う。そして、それらは、1人ひとり歩んでいく道を照らすランターンになってくれることだろう。

☆生徒と共に先生方も6年間が始まる。つい一週間前に卒業生を送り、胸にぽっかりできた空虚感。しかしそれもつかの間、新しい生徒と新しいクラスの関係性を、卒業生たちと培ったパワーでさらに豊かにするべくフル回転し、奔走している。スイッチの切り替えは、目の前の新入生の輝く姿によって促されるのであろう。

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