21世紀型教育を求めて≪28≫ 「思考/知コード」がAIと共振して広がる兆し。
☆昨日、株式会社FilipSilverlingの福原将之氏(代表取締役/サイエンスコンサルタント)と対話した。
☆福原さんは、今でいうアクティブラーニングのサイエンスカフェのプログラムを随所で開催。そこにICTを媒介させるが、ICTの活用方法のアイデアが今話題になっているものとはまったく違う。
☆プログラミング1つのアイデアも全く違い、今のICT教育の流れの次に来るものをすでに予想し動いている。
☆だから、「思考/知のコード」の話をしても、私のイメージよりも先行していて、エキサイティングだった。
☆それにしてもAIがクリエイティブな領域にまで踏み込んでいこうとしている現状は、もはやマトリックスのようにSF映画のお話しでは済まない時代の到来に鬼気迫るものを感じた。
☆しかし、福原さんのような知と感性の持ち主がミレニアル世代であるから、この世代の受験生の親が、「三田国際学園」や「かえつ有明」、「工学院」を射程にいれるのは納得がいく。
☆同時にいわゆる高偏差値の進学校が、同じような方向に舵を切り始めているのも事実。
☆受験市場は偏差値と21世紀型教育のベクトルが接近する様相を呈してきた。つまり、20世紀型vs21世紀型ではなく、21世紀型教育の中での偏差値競争ということ。
☆偏差値競争の舞台が21世紀型教育に変わるということ。エッ!?何が変わるの?
☆教師の能力が変わるということ。21世紀型教育の市場に入れない教師が多い学校は、この競争から離脱することになる。そんな事態がすぐそこにまでやってきている。
☆では、21世紀型教育の教師の能力とは何だろうか?≪ハイレベル言語×アクティブラーニング×ICT×グローバル大学入学準備教育≫の≪カリキュラム×テスト×評価≫のデザインやプロデュースができることとなる。
☆授業をやるので時間はいっぱいいっぱいというのが現状であるが、AIと「思考/知のコード」を結びつけることで、それは解決する。ICT教育は結局AIにまで行きつかないと、21世紀型教育の実現はなかなか難しい。
☆そして、はやくも、21世紀型教育の第3の波がやってきた。それをすでに体現しているのが福原将之さんの数々のチャレンジなのである。
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