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21世紀型教育を求めて≪61≫ 市川学園 教育の質飛躍の可能性

☆首都圏模試センターによると、市川中学・高等学校は、創立80周年を記念して建設が進められてきた「市川学園総合グラウンド」がこの春に完成し、4月15日(水)に、披露式典を実施したということだ。

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☆80周年にグランド完成というのは、市川学園が21世紀型教育を行うことの象徴的な営みである。2020年大学入試改革を待つまでもなく、今後は大学受験勉強から、学びの体験も重視されるグローバル大学入学準備教育にシフトするが、そのとき健全な身体を養う学びの場があるということは極めて重要なのだ。

☆それにしても、市川学園は、その教育の要素が、着々と21世紀型教育に向けて増えている。首都圏模試センターによると、

今春の好調な大学進学実績はもとより、第Ⅱ期(2014~2018年)を迎えた「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」指定校としての教育・研究の成果や、昨春から着任した校長の宮崎章先生のリーダーシップにより、「市川アカデメイア(哲学などの古典を読んでの対話型セミナー)」や「MOOC(大規模公開オンライン講座)を利用しての帰国生英語特別授業の改革」、「英国、カナダ、ニュージーランドなどへの海外研修、夏の校内英語研修の充実」など、次々と新たな教育プログラムの導入に着手している市川学園の活気が、年々高まっていることは間違いありません。

☆ということである。決定的なのは、宮崎校長の存在だろう。元筑駒の副校長である。「挑戦・創造・貢献」を理念とする強烈な教育哲学をもった先生である。

☆筑駒のコンテキストから推察すると、かりにMOOCを導入したからと言って、テレビを見ているような取り組みではよしとしないとメタ認知能力を発揮することだろう。

☆慧眼の経営者古賀理事長が、今後必要となる教育の要素をどんどん整えていく。そして宮崎校長が、その要素を足し算ではなく掛け算にして相乗効果をあげていく。

☆これが難しい。だから、同記事では、「校長の宮崎章先生のリーダーシップ」というキーワードを載せたのだろう。

☆豊かな資源を、さらに豊かな教育資源にシフトする。経営者である理事長と教育哲学のプロ校長とのケミストリーが、市川学園の教育の質を飛躍的に豊かにするのは間違いないだろう。

☆これによって、前代未聞のリベラルアーツ教育が千葉エリアに誕生する。渋谷教育学園の1人勝ちの時代は幕を閉じる。教育の質の競争が千葉エリアでも始まったのである。

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