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SGTがたくさんいる学校を探そう!(3)

☆SGT(スーパーグローバルティーチャー)はCCT(クリティカル&クリエイティブシンキング)レベルの議論が生徒とできなければならないわけだが、それはイギリスの大学にもし進んだら、チュートリアル制度があるからである。イギリスに限らず、これに類似した制度は欧米はソクラテス以来伝統的にある。教授と学生がface to faceで学問的な問題について語り合う授業。

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☆だから、SGTの言語技術はハイレベルでなければならないし、アクティブラーニングができなければ話にならない。アクティブラーニングをやると学習指導要領やカリキュラムで教えねばならない知識を定着させられないと相変わらず能天気なことをいっている20世紀型教師は、そろそろ退場しなければならないというのが今の教育改革なのだ。

☆まず知識を憶えさせなければ思考ができないという考え方はSGTにはとうに乗り越えられらた迷信である。なぜ知識と思考は別なのか?オックスブリッジの口頭試問で問われるだろう。

☆知識は思考を整理するインデックスなのだから思考そのものである。しかも、そのインデックスはデノテーションに過ぎず、つねにコノテーションに反転する不安定なものである。それゆえ、知識は思考の一瞬の固体化にすぎない。知識はコノテーションに反転するや液体になり気体になり昇華までもして、流動的な思考の回転を生み出すものだ。思考の流れの中で知識になったり解体するものなのだ。

☆だから、ハイレベルな言語技術がないと、その思考の流れをつかみとれない。ハイレベルな言語技術の典型は、デノテーションとコノテーションの反転であり、もう一つはレトリックのメタモルフォーゼである。

☆レトリックに関しては、地の文→直喩→換喩→提喩→隠喩→逆説というレベル6の差異がある。これは、知識→理解→応用→ロジカルシンキング→クリティカルシンキング→クリエイティブシンキングに対応する。

☆このレトリックの差異を思考レベルに対応させながら自在に使いこなすことができる言語技術は、CEFRのレベルで言えば、C1C2なのである。

☆そして、このハイレベルな言語技術に基づいて、アクティブラーニングで複眼的で立体的な問いの構造を仕掛けることができる教師がSGTなのである。

☆以上のことについて、何を言っているのかわからないと20世紀型教師は言う。21世紀型教師SGTはわからなければ自分で調べる。ロラン・バルトやレトリック学を調べるのは、今やサーチエンジンで十分できるのだから。

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