2016中学入試動向ウオッチ【022】 聖学院になぜ期待がかかるのか 東大総長×京大総長と思いは同じ
☆聖学院の思考力セミナーはもう4年目になるだろうか。年々注目度が上がっている。いったいなぜだろう。それは、東大総長と京大総長が、推薦入試や特色入試を実施する理由は、「能力ある学生をエンカレッジしたいと」思っているから行うのだと考えているのと同じ想いがあるからだろう。
☆聖学院の思考力テストは、一般入試のように知識から徐々に応用へ階段を上っていく思考形態は得意でないが、アイデアから新しい知識を創り出す過程を探求する方は得意とだいう生徒を対象にしている。
☆これは東大や京大の新しい動きと同期している。そして、このような新しい動きに賛同する受験生・保護者が徐々に増えてきている。
☆というのも、今の中学受験生が大学を卒業して社会に出るころには、今想定されている知識を活用する職業の大半はなくなっていると予想されているからだ。彼らの未来には彼らが自ら新しく知識を創っていくことが求められる。
☆そのことを先端の仕事についている保護者は特に日々実感している。それゆえ、東大や京大のような才能を発掘する思考力テストには大いに興味をもち、その対策講座である思考力セミナーに参加したいという欲求が高まってきているのであろう。
☆大学進学実績も向上し、新しい学びの環境も整えている。いわば二兎を追う聖学院。用意周到で大胆な教育を実践しているのだ。
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