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2016中学入試動向ウオッチ【034】 富士見丘の宝は、未来の子どもの宝であり、日本の宝である

6月18日(木)、富士見丘学園 理事長補佐 兼 国際理解教育アドヴァイザーの吉田成利先生が『海外留学への道』と題する説明会を行った。 富士見丘の生徒は本当に幸せである。そして先生方も、吉田先生が10年経ったときに、あのころ一緒に仕事ができて、すばらしい出遭いだったことをしみじみ思い出すことだろう。というのも、先生は、未来の子どもにとって宝であり、日本国家にとっても宝として光を放つからである。

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☆吉田先生は、ロンドン大学キングスカレッジ・ロースクール博士課程で学び、同ロースクールの学生代表、King’s Student Law Review編集長を兼任する傍ら、同校の英国短期留学や3ヵ月・6ヵ月留学プログラム、海外大学進学支援などで生徒といっしょに世界を奔走している。

☆2020年大学入試改革は英米欧州のいいとこどりで行われているが、基本骨子はイギリスである。ところが、このイギリスの制度は、実は日本人は最もわかりにく、最も親近感あるものなのである。それゆえ魅力的なのだが、そのエニグマを解くことができるのは、おそらく吉田先生をおいてほかにいないだろう。

☆日本は1889年以降、サヴィーニのドイツ法的法実証主義の影響を今に至るまで濃厚に受けてしまったために、イギリスのコモンロー、慣習法、コモンセンス、自然法的な発想を国家機関としてはなくしてしまったが、それが科学的暗黙知を排除し、結果表層的なマニュアル実証主義になり、本質なき政治経済の機能が心肺停止に陥っているのは、毎日のニュースで国民は理解している。

☆しかし、日本にも、法実証主義とイエーリング的発想の統合を図ろうとした人材もたくさんいて、その多くは私学人だ。吉田先生は、その正当な継承者であり、それがゆえに未来の子どもにとって宝であり、、心肺停止の日本の国を救済する宝なのである。

☆おそらく、吉田先生はイギリスでドクターの学位を取得後、アメリカにわたり米国法を研究するだろう。おそろしく理念の国でありながら、すさまじくケースメソッドの国である。トップダウンとボトムアップの弁証法がプラグマティックに展開している市民国家である。

☆それゆえ、日本人にとって最もわかりやすく、最も遠い国である。かくして、多様性の時代と言われながらも、私たちは海外の人々を十分に理解していない。なぜなら、私たちは、憲法改正すらズラリと憲法学者が物申すことを聴くことによってしか判断できなくなっているということが昨今明快になったわけだから。

☆言葉も、文化も、科学もあらゆるものがルール・オブ・ロー的な発想で動いているのに、そのルール、つまり法の精神のトレーニングを私たちは受けないままにきてしまった。

☆ルールこそ、共通言語である。言語はそれを象徴する形態である。吉田成利先生は、私がもはやこの世にいないであろう20年後に、子どもにとって、市民にとって、国にとってなくてはならない存在として光り輝いているだろう。

☆私たち老人は、若い人々の才能をちゃんと見て、見いだし、広がるように支援しなければならない。

☆富士見丘は、それほどの高邁で勇敢で世界知性を有した人材を有している。すばらしいことではあるまいか。

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