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2016中学入試動向ウオッチ【036】 桐光 2020年大学入試改革混迷にも強い教育

☆2020年大学入試改革は、混迷する。混迷するが突破するしかないのが文科省及び国立大学のジレンマだ。彼らが混迷するのは、新テストは100万人が受けるわけだから、その規模を果たして処理できるのかどうか実感がなく、どうしても民間の企画に頼らざるを得ないからでもある。

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☆テスト作成・処理ができる教育産業と言えば、B社ぐらいしか日本には能力がある会社がない。それはそれで、文科省としては困ってしまう。

☆NHKのような新たな会社をつくったとしても、そのコラボはB社になるに決まっている。そこでCBT(コンピューターベーストテスト)にすると、マイクロソフトやアップル社など競合する会社がでてきて、B社とのコラボをうまくしていけば、税金の流れはギリギリ公平性・公開性を維持できる。

☆果たして、そううまくいくだろうか。ピアソンだって黙っていないかもしれない。いずれにしても、2020年は大学入試改革の制度上の問題以外に、運営上の問題がでてくるから、大混乱するのは必至なのである。

☆そんなとき、多くの中高はどうなるか見定めてから動こうとするから、微動だにしないというより、実際は手をこまねいて混迷状況に翻弄されるということになるだろう。

☆そんな大混迷の中で、本当の意味で微動だにしない強い教育力を持っている学校の1つが、桐光学園である。

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(左から、東大、早稲田、東京外国語大学進学)

☆桐光OGの記事を読むと、大学受験勉強は、あくまで自分のやりたい部活や将来への意志を優先した学びの体験の時間からねん出した少ない時間で集中して立ち臨んだということが描かれている。

☆彼女たちが、2020年新テストの体制になったとしても、十分に豊かな学びの体験のポートフォリオを提出できるし、論文も書けるし、思考力も発揮できる。だから、2020年大学入試改革の行方がどう変わっても、まったく問題なくサバイブできる骨太の学力を育成できるのが桐光学園。

☆思考力の痕跡である論文や学びの体験のポートフォリオがすぐに提出することができるのは、中学の時代から教育実践がされているから。

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☆夏の自由研究のレポートもその優秀作品は、「テオリア」という作品・論文集に掲載されている。

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☆そこには、英語のエッセイも掲載されていて、なるほど英語脳を育成している証がある。

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☆また、将来の自分の進む道を考え意思決定する際に、ほぼ月に2回もある大学教授の出張授業がある。あらゆる学部学科から教授がやってくる。そしてそれは新書として販売されるまでになっているから、幾度も読み返すことができる。すべてあらゆる分野における知の最前線の講義が詰まっている。

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☆遺伝子生物学などの講義は、農学部で学ぶ興味を増幅するだろうし、都市工学とエコの関係は、建築志望の生徒の見識を広めただろう。言語学と民話、文化人類学の関係の話は、ロシア民話の世界に導かれた生徒も育成した。

☆今の大学入試がどうあれ、2020年の大学入試がどうあれ、大切なことは、将来の自分の夢を抱き、そのマインドをかなえる現実的なスキルをいかにして身につけるかを学ぶこと。

☆教科書や受験問題集の世界だけでは、そんなマインドとスキルの両立はできないだろう。桐光学園の広く深い最前線学問への誘いのチャンスをどのように有機的に結び付けるかは、生徒自身の志向性による。

☆ベクトルが定まるにも知の最前線の環境が必要であり、そのベクトルを実現するための新しいスキルを学ぶ機会が必要であるが、その環境と機会が合理的に最適化されて揃っている学校の1つが桐光学園である。

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