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脱「受験英語」というメディアの表現

☆読売新聞(2015年6月27日)にこんな記事が掲載されている。≪大学入試、脱「受験英語」へ…英検など利用拡大≫がそれ。

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(工学院中1:英語の4技能をフルに活用したストーリーテラーとしてのプレゼン)

国公私立大学の一般入試で、実用英語技能検定(英検)など民間英語テストの利用が広がっている。

 成績が一定レベルであれば英語試験を満点とみなして免除したり、英語試験の点数に加算したりする。文法・読解中心の受験英語から脱却し、実践的な英語力を問う方向の表れで、文部科学省も導入を促している。

 民間テストは、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能をバランスよく取り込み、より実践的とされる。大手予備校・河合塾によると、今春の入試までに民間テストを取り入れたのは27校。来春の入試については、5月末時点で青山学院大や東京理科大など9校が新たに導入を決めており、さらに増える見込みだ。

☆2020年大学入試改革よりも前に、4技能をチェックできる民間英語テストが大学入試で採用される傾向は拡大するということだろう。

☆しかし、極めて重要なのは、メディアが「脱受験英語」という表現をしていること。こうなってくると、今議論されている大学入試改革は、「脱受験学力」という表現に結実していくのだろう。

☆見方を変えれば、「受験英語」「受験学力」というのは、あくまで日本国内でのみ通用するスタンダードで評価される。グローバルスタンダードにシフトせざるを得ない条件下では、当然「脱」ということになるのだろう。

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☆この「脱受験英語」に対応する形として中学入試における「英語入試」も広がっているし、「脱受験学力」に対応する形として中学入試においても「思考力テスト」に相当する入試が広がっているのであろう。

☆そして、入試は学校の顔であるから、そのような入試に対応するオールイングリッシュの授業やアクティブラーニングが中高でもデザインされているのである。

☆これだけ、メディアでわかりやすい表現がされてくると、この一連の中学入試改革や中高の授業の改革の意味が受験生/保護者に広まるのはもはや時間の問題だ。

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