« 2016中学入試動向ウオッチ【029】 桐朋女子 次の世界を拓くために(2) | トップページ | 2016中学入試動向ウオッチ【030】 工学院の大胆な改革 »

ふっさ市が応援する合同相談会

☆今年もふっさ市は、公立私立合同の進学相談会を実施する。

Photo
☆子どもの未来づくり応援団という市民活動が中心となって実施している。自治体と市民活動がコラボすることは、至極当たり前であるかのようにみえる。

☆しかし、隣接地小平市の住民投票の敗北にみられるように、来るべき民主主義は依然遠い。そんな状況の中で、毎年自治体と市民活動がコラボしているこのような進学説明会は、実に希少価値が高い。

☆18歳選挙権がやってくる時代。日本の人間観は、労働と仕事ベースで、活動が軽視されてきた。

Photo_2
☆しかし、民主主義の系譜のギリシア時代は、活動こそ市民のとるべき最高の生き様だった。もっともと労働は奴隷の手に拠っていたから、それはそれで大手をふって受け入れることはできない。

☆しかし、この進学相談会の活動は、労働と仕事、活動の3つの人間の条件を最適化する1つの試みであることは確かである。

☆この活動に参加している学校を、大いに称賛したい。そして福生市とクリエイティブふっさのみなさんに敬意を表する。

|

« 2016中学入試動向ウオッチ【029】 桐朋女子 次の世界を拓くために(2) | トップページ | 2016中学入試動向ウオッチ【030】 工学院の大胆な改革 »

受験市場」カテゴリの記事