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2015年東京私立学校展 教育の質の競争的共創市場のはじまり(9)

☆21世紀型教育は、OECDやユネスコ、各国の教育省がコラボしてス推進している2030年教育ビジョンからも派生している。日本では、文科省肝いりの2030年教育ビジョンの実現のシンボルは、SGH(スーパーグローバルハイスクール)である。

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順天のSGHの活動は中学から高校まで一貫して行われているグループコミュニケーションという創造的コミュニケーションを生み出す学びが背景にある

☆東京の私立学校でSGH指定校は10校だから、全国126校の約9%も占めている。国立中高は4校だから、東京エリアだけで13%シェア。2020年大学入試改革、2020年東京オリパラと呼応して、東京エリアが一気呵成に21世紀型教育トレンドを生み出すのはわかるような気がする。

☆当然、そのビジョンや方向性は21会(21世紀型教育を創る会)と重なるところもあるから、21会14校のうち順天、佼成学園女子、富士見丘と3校がSGH指定校でもある。

☆21会も2030年教育ビジョンのトレンドに一部影響を与えているといえる。ただし、21会校は、Only One for Otheres、忠恕などに代表される≪私学の系譜≫の時代を超える普遍的なコンピテンシーを目標としているから、普遍性という価値観を提唱できない(つまり現状の20世紀経済/教育システムを批判できない)公立学校の21世紀型教育とは、目標は違うといえる。

☆それはともかく、SGHアソシエイト校に大妻中野が認定されているが、同校のアート的感性も包括する21世紀型教育のダイナミックな動きは、確実に2016年中学入試を21世紀型教育をメガトレンドとしてけん引していくことになろう。

☆大妻中野の改革の動きは俊敏で大胆かつ繊細。頌栄、吉祥女子、大妻、鴎友学園女子などに良い影響を与えるに違いない。

☆すると、それは自ずと「女子御三家」及び「ミニ女子御三家豊島岡女子にも改革を迫る勢いになる。おそらくJGが自ら「女子御三家」という外から貼られたレッテルを自らクリティカルチェックすることになろう。

☆日比谷高校がSGHアソシエート校として控えているから、21世紀型教育にシフトしない私立学校は、おそらく少なくなるだろう。もちろん、かたくなにシフトしないというのも私立学校の興味深いところであるのだが。

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