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2016中学入試動向ウオッチ【049】 聖学院・三田・かえつ ダイナミックアクティブラーニングで説明会集まる!その魂を考える。

☆7月3日(金)は聖学院、7月4日(土)は三田国際とかえつ有明で、学校説明会が開催された。いずれもまたまた昨年よりも多くの受験生/保護者が集まった。

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☆その理由は、聖学院の清水副校長のトークに秘密がある。

☆というのは、清水副校長は、激動の未来もそうであるが、その前にいまここで子どもたちが好むと好まざるとにかかわらず優勝劣敗競争に巻き込まれ翻弄されている事態を、乗り越える人間性を育てる魂を語りかけている。

☆優勝劣敗は勝ち組の子にも実は自己肯定感どころか、ますます不安を募らせる。いつ負けるかわからないからだ。常に不安と恐怖で焦燥する。

☆多くの負け組の子は、自分の才能を自らも見つけようとしなくなる。自己否定感の塊になってしまう恐れがある。

☆清水副校長は、優勝劣敗のドメスティックでエゴイスティックな価値観ではなく、オンリー・ワン・フォー・アザーズの魂を語りかけ、その魂を保護者も含めて応援する教育をすることを静かに語りかけていく。

☆優勝劣敗の価値観の向こうには、すべての子どもの才能を受けいれ、その才能を求めて全力を尽くす道をいっしょに探す教育を実践していることを明かしていく。Seig2

☆その聖学院の魂を見える化したものの一つが授業でもプロジェクトでも行われるPBL型学習(ダイナミックアクティブラーニング)だ。PBL型学習は最終的には子どもが自分の才能を見いだし、その道を懸命に歩き、走り続ける魂と技術である。一般にPBLは教授法のように捉えられているが、生徒自身に身体化、受肉化されなければ自律/自立できないだろう。

☆このPBLの聖火を子どもたち1人ひとりに渡せる教師こそSGT(スーパーグローバルティーチャー)だ。説明会で話されたSGTマスターの伊藤先生をはじめ聖学院には多くのSGTがいる。自分の学校のみならず、21会(21世紀型教育を創る会)校である他校の先生方をSGTに導く活動もやっている。まさにオンリー・ワン・フォー・アザーズの魂の伝道者なのである。

☆7月4日は三田国際では、説明会とオープンスクールが開催。またまた多くの受験生/保護者が参加した。受験業界では、奇跡の三田国際と呼ばれているゆえんだ。

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☆同校も聖学院と同じ想いを抱き、その“Soul”を教職員のみならず在校生・在校生の保護者と共有し、その想いをすべての授業で相互通行型アクティブラーニングというスタイルを貫徹している。

☆受験生もその保護者も、教育関係者も、塾の先生方も、最近ではたくさん訪問するが、そのたびに大きなため息と感動であふれる。三田国際の教師は全員がSGTなのである。

☆7月4日(土)午前中は、中学の学校説明会、午後は高校の学校説明会。そして、先月末から塾関係者や教育関係者が平日に訪れる公開授業やミニ説明会、各情報誌やあるテレビ局の取材などが目白押しだった。もちろん、説明会にも多くの受験生/保護者が集まった。

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☆かえつ有明は、「サイエンス科」「プロジェクト科」「TOK型哲学授業」が大変有名で、とことん生徒1人ひとりの才能を引き出す教育に挑戦。結果的に東大をはじめとする大学合格実績も好調。

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☆新校長石川先生の校長ビジョンは、多くの教育関係者に影響を与えているし、自らかえつ有明のSGTマスターを率い、聖学院や工学院のSGTともコラボして、21会校のSGT研修も行っている。

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(この中には、桜丘の副校長でSGTヨーダマスターの品田先生も参加。SGTマスターの本橋先生と伊藤先生(聖学院)、SGTマスターの太田先生(工学院)も参加している。3枚目の写真は東京女子学園のSGTチーム!)

☆21世紀型教育2.0を普及し、日本の子どもたちの優勝劣敗的考え方から解放しようというSGTの拠点づくりをしている。しかし、石川校長の朝のはじまりは、早朝から校門に立ち、生徒とおはようの挨拶を交わすところから始まる。理想と現実をいかに一致させるか、その道を突き進んでいる。

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☆そして、かえつ有明には、石川校長とともにSGTという優勝劣敗を新たな世界に変える教師のリーダーであるSGTマスターの佐野先生(教育統括部長)がいる。盟友金井先生(高校のプロジェクト科のプロデューサー)とともに、石川ビジョンを学内に浸透させるだけでなく、多くの魂の私学人と連携している。

☆優勝劣敗は、世界のグローバル教育からみたら、とんでもない闇である。新しい世界を子どもたちといっしょに創るSGTを養成することは21世紀型教育2.0では最優先事項である。

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