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2016中学入試動向ウオッチ【062】 桐朋2回入試 はやくも影響

☆7月の首都圏模試センターの「小6統一合判」の志望動向のデータ(「度数分布表」)で、桐朋をはじめとする8校の志望者登録総数の前年対比を出してみた。

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☆傾向がはっきり分かれる結果となった。

☆すなわち、桐朋は2回入試という「入試改革」を行った。入試問題は、もともと知識と思考力の両方を問う内容だから、すでに2020年大学入試改革に対応している。授業型アクティブラーニングはまだ全体で行っているわけではないが、総合学習型アクティブラーニングは探究学習ベースで行われてきたと推察できる。ある程度「改革3点セット」を視野に入れている。

☆成城、聖学院は、明確に21世紀型教育を掲げ実践している。スーパーグローバル大学の実績も毎年伸びている。

☆城北、本郷、海城、世田谷学園、巣鴨のうち、海城はすでに御三家の仲間入りをしているので、SAPIXの模擬試験にシフトしているかもしれないから、横ばいと考えたほうが自然だろう。

☆城北は、実はアクティブラーニングを導入する学内論議が進んでいて、21世紀型学力をきちんと把捉している。大学進学実績好調に甘んじないで、授業のシステムの検討にはいっている姿勢が口コミで伝わっている可能性がある。

☆本郷、世田谷学園は、スーパーグローバル大学合格の結果がよいので、動かないが、それが若干の減少につながっている可能性がある。デジタルネイティブの受験生は、頭脳で考えるだけではなく心でも敏感に感じるから、どうしても教師と生徒の創造的コミュニケーションの雰囲気にシフトしてしまう。

☆巣鴨は、教師と生徒のコミュニケーションスタイルが徹底した伝統型で、きっちり育てて頂きたいという家庭のファン層は一定しているが、やはりデジタルネイティブ世代のニーズにどう応えていくかはいまのところ見えていない。

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