2016中学入試動向ウオッチ【063】 富士見丘 集まる勢い!自信に満ちた先生方と生徒。
☆いよいよ受験生/保護者は、富士見丘の本物の教育改革、教育の高い質に気づき始めたようだ。本日12日(日)は、同校の学校体験。説明会あり、授業体験あり、部活体験あり、スペシャルアクティブラーニングありで、ホールは予定を超えて溢れた。
☆参加者が例年に比べ多かったというのも驚きだったが、先生方全員で、受験生/保護者をおもてなしするそのホスピタリティの豊かさを感じないわけにはいかなかった。
☆明るく自信をもった共感的なコミュニケーションの雰囲気で満ちていたのだ。
☆いったい何が起きたのだろう。それは2011年以降、もともと21世紀型教育を行っていた同校が、さらに新しい取り組みを開始した。しかし、それはその段階では実績としてではなく、ビジョンとして行われていたから、正直な同校の先生方は、まだ実績がでていないからと控えめに表現してきた。
☆昨今の21世紀型教育で問われるのは、思考力であり、表現力であり、判断力であり、なんといいても4技能の英語力であるが、今までは、各教科の中できっちり行われてきたが、その見える化は2011年まではされてこなかった。
☆まずはそれをグローバルスタディプログラムとして見える化したが、2011年から準備した国内外の高大連携プログラムが昨年次々と実践されその成果がでた。
☆そしてその実績が今春SGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校として認められ評価されたわけである。
☆そうなるやいなや、高大連携プログラムが1つの柱として見える化され、SGHに指定されるには、思考力・判断力・表現力をベースにしたアクティブラーニングも実践されねばならないが、それは昨年からの準備が実り、今年一気呵成にやはり実践されるようになった。
☆(1)他校にはない独自のそして破格の高大連携プログラム、(2)海外大学と提携したり、多様な3ヶ月。6か月留学の積み上げ、CEFR基準でC1まで育成できるハイレベル英語のシステムなどが有機的に循環するグローバルスタディプログラム、(3)そしてアクティブラーニングの3つの柱がビジョンの段階を超えて、すでに実践されているという先生方の創造的自信が伝わってきた。
☆そしてSGHの学びの体験が中1からできるようにスペシャルなアカデミックスキルの基礎を学ぶアクティブラーニングのプログラムまで実践されているのだ。
☆しかも、グローバルリーダーに必要な寛容性は、すでに同校の理念「忠恕」そのものなのである。
☆吉田校長は、2020年大学入試改革や英語の4技能の外部試験の活用など、生徒たちの学び方は、これまでとは大きく変わるが、そのために翻弄されることはない。なぜなら、すでに21世紀型教育を実践してきたからである。今はその教育を支える新しいツールや環境の整備をしているが、おそらく富士見丘のグローバル教育の質を真似のできる学校はそうないだろうと自信に満ちたスピーチを行った。
☆もちろん、その実績としての証拠は、吉田校長のスピーチの後、語り尽くせないほどたくさんあることを先生方や卒業生がビシッとエビデンスを紹介しながらプレゼンしていった。(つづく)
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