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2016中学入試動向ウオッチ【064】 富士見丘 集まる勢い!生徒といっしょにつくる学校。

☆富士見丘の不易流行としての教育改革の進め方は、他の学校と全く違う。学校経営者がビジョンを決めて、ブレインがプランを立てて、学校全体を動かしていくという合理的なありかたではない。生徒といっしょに教育改革を行っていくという超ボトムアップ型。もちろん、吉田理事長・校長が最終意思決定を行うが、そこに到るまでの過程が大切だ。

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☆教育参与大島先生、教頭重田先生、教頭白鶯先生、教務部長関根先生などは、先生方1人ひとりのモチベーションを大切にし、持続する組織をつくっている。

☆なぜなら、それがあるからこそ生徒のモチベーションも燃えるのである。そして創造的コミュニケーションが可能になる。富士見丘のアクティブラーニングは、いわばモチベーションの高い学びの組織のコア部分でもある。

☆しかし、そのモチベーションはそもそもどうやって点火されるのだろうか。それは先生方も生徒も「学校の枠を超える」コンセプトをシェアすることによって果たされる。

☆「学校の枠を超える」とはいかなることか?

1)文字通り、学内だけではなく学外にも視野を広げ、連携ネットワークを創っていくということ。

2)教師と生徒がいっしょになって学校づくりを行っていくという創造的コミュニケーションを大切にすること。

3)基礎知識をさらに組み合わせて新たな知として発展させるアカデミックスキル(=21世紀型スキル)をシェアする探究活動をベースにすること。

☆という3つの側面がある。しかし、このようなハイレベルな質は目に見えないがゆえに、今までは、なかなか受験生/保護者に伝わりにくかった。しかし、今春、高大連携プログラム、多様で多角的なグローバルスタディプログラム、アクティブラーニングの実践という目に見える形で教育の質が結実したのである。

☆SGHの責任者大島先生は、このような教育の成果は、海外の大学や高校と連携できる天才がすでに学内に存在しているので、世界に生徒といっしょに飛び出てみたときに、大きなインスピレーションをもらったという。

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☆学校の枠を超えて、海外に出てみたら、そこには、従来型の教育観や学習観を越境してしまっている富士見丘の生徒の姿があった。教師も生徒もその学びの興奮を持ち帰り、、新たなプログラムを創っていく。その繰り返しが、富士見丘の21世紀型教育の不易流行を豊かにしたと大島先生は、受験生に直接、在校生といっしょにいるときと同じような雰囲気で語った。そのエピソード(すてきな内容なので説明会に訪れぜひ聴いてほしい)に会場は笑顔で反応し、深く感動した。

☆海外ばかりではない。慶応大学との研究のコラボに参加した生徒は、自主探究「5×2」における自分の研究の方法が、まだまだオリジナリティがないことに衝撃を受け、探究活動の質を変えていく。その姿を見てもっと衝撃を受けたのは大島先生だ。

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(中1のLHRで実施しているアカデミックスキル基礎講座。アクティブラーニング手法で行っている)

☆生徒の探究心旺盛な姿をみて、もしその土台を中学の時にしっかり創り上げれば、高校からはもっと探求の幅を広め、深く探求の道を歩いていけるのではないか。探究は学校の枠を超える冒険である。そのためには準備や支度が必要なのだと。

☆かわいい子には旅をさせよ。でも、それは、自らを守るスキルも身につけさせねばならない。よく観察し、耳を澄まし、状況を読み取るリテラシーを発揮し、何より内観しながら真理の光に導かれんことをと。

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☆このアカデミックスキルの核心部分は「考えるコト」。入試問題は学校の顔であるから、このアカデミックスキルのエッセンスを「思考力テスト」などで出題する。そのトレーニングの機会が、9月から4回開催される。アカデミックスキルの基礎を学ぶと、教科学習や適性検査の対策にもなるのは言うまでもない。(つづく)

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