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2016中学入試動向ウオッチ【074】 この夏どういう勉強をするか(1)

☆今回は、がんばっているのに偏差値55が超えられないという受験生のみなさん向けに書きたいと思います。さて、みなさんは、夏期講習に突入する時期ですね。夏こそはと意欲を燃やしていることでしょう。大いに結構です。この夏は、できるだけ、考える問題にたっぷり時間を使ってほしいものです。

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☆というのも、今の受験勉強は、結局2020年以降の大学入試改革や大学卒業後の未来から出現する世界で、みなさんが自分のやりたいことを伸び伸びとやって、ワクワクしながら生きていけるかどうかの準備だからです。

☆だからといって、知識ではなく、思考力だよと言っているわけでは全くありませんよ。それよりこの夏は、基本的な知識と基礎的な思考力をみっちり学んでほしいのです。

☆知識をたくさん覚えたり計算をたくさんやり散らしたりしても、結局夏が終われば忘れてしまいます。計算ミスはなくならないでしょう。それより、知識の意味や周辺の知識を結び付けたり、計算も見直しをしなくても一発で正解に行きつく最適な操作方法をじっくり考えて創意工夫する時間をとりましょう。

☆文章も、典型的なものを幾つかじっくり読むのがいいですね。どのように書かれているかを分析する時間が欲しいですね。文章がどのように書かれているのか説明ができるようになれば、国語に関してはもう秋は過去問だけで十分でしょうと言っても過言ではないのです。

☆算数の応用問題は、結局隠された操作や隠された補助線を見つけられれば、あとは計算の操作ですから、それほど難しくはないのですね。ですから典型的な応用問題を各分野ごと3つくらいものにすれば、秋以降どんどん問題を解く楽しみがわいてきますよ。

☆作戦的には、受験生の正解率が50%くらいの応用問題ですね。それより易しいものにあまり時間を費やす必要はないし、それより難しい問題にチャレンジする必要もこの時期はないでしょう。もちろん、偏差値が55以上の生徒はどんどん難しい問題を解いていけばよいでしょうが。

☆理科とか社会は、本当に基本的な知識を、資料集などの写真やグラフと照らし合わせてみることですね。資料集(地図も含みます)を読みこなせたら、たくさんの知識はあとからどんどん吸収できます。というか自然と入ってきます。

☆正解率(正答率)は、最近の模擬試験や過去問の解説などで手に入れやすいですよね。でも、これはちょっとお母さんやお父さんに手伝ってもらって探してもらうのがいいかもしれません。

☆なぜ正解率50%の問題を突破しようというかというと、それはもうわかりましたね。えっ、わからない。では、この夏少し考えてみてください。そのような問題に取り組む体験をちゃんとしたら、なるほどと理解ができます。

☆この「なるほど」感を得るために、夏の勉強大いに楽しんでやってください。必ず未来が現れますよ。

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