2016中学入試動向ウオッチ【078】 佼成男子も「御三家の終わり」を導く
☆にもかかわらず、多くの男子校は、ミニ御三家化という自縄自縛というかオリエンタリズムというかルサンチマンというか物象化というかそういうものに囚われてきた。
☆しかし、聖学院に続き、いよいよ佼成男子も「御三家の終わり」を導く教育活動を展開しその成果も見事にあげてきた。そのことが高く評価されている記事が首都圏模試センターのサイトで掲載されている。
☆2020年大学入試改革の最前線に立つSGU(スーパーグローバル大学)に接続する新しい進路システムに舵をきった。
☆4技能を十分レーニングできる英語教育。そしてその英語を駆使して世界の痛みを引き受る自分が大きく成長できるグローバルリーダーシップを発揮できるキャリア教育プログラムがデザインされ、すでに実践されている。
☆母体の立正佼成会のグローバルネットワークで、国内外の研修も大車輪のように大きく展開もしている。
☆しかし、その本質は、夏休み返上の教師と生徒の熱い学びの講習の時間だ。日常の学園生活を授業に部活に思い切り力を注いでいるからこそ、この集中力、没頭力が発揮される。
☆SGUをターゲットにあてた大学入学準備教育は、もはや知識偏重の受験勉強とはその質がまったく違う。一般には面倒見が良いぐらいでしか語られない、この教師と生徒の関係だが、重要なのは、そこで行われているコミュニケーションのあり方である。
☆オックスブリッジ並みのチュータリング方式の対話が行われているに違いない。どうしてそんなことがわかるかというと、長時間学べば学ぶほど表情が和らくなり目が輝く生徒に出会って、私は実感したからだ。その生徒は、その出会った次の日合格発表があって、東大に合格した。
☆東大はSGUで、もっともグローバル大学への転換を期待されている大学であることは言うまでもないであろう。
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