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2016中学入試動向ウオッチ【079】 白梅学園清修 創立10周年を機に教育の質充実

☆白梅学園は、第二次世界大戦下の1942(昭和17)年に創設され、今年で73年目。戦後70年以前から、ヒューマニズムを唱え、近代化の影に引きずられないように誠の教育の道を説いてきた。

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☆初代学園長は東京大学の法学部長・教授でもあり、のちに東宮大夫、東宮侍従長に就任した穂積重遠、2代目は東大法 学部教授で文化勲章も受賞した牧野英一だった。

☆つまり、当時の近代日本国家が富国強兵と富国有徳の間で揺れ動いていた時、その両者を統合しようという理論を構築してiいた私学人によるヒューマニズムの拠点づくりがなされていたわけだ。

☆この志を10年前に中高一貫部にも継承しようと、白梅学園清修が誕生した。時はちょうど、グローバルな動きが広まり、EUをはじめとして新しいヒューマニズムが求められていた時だった。

☆それゆえ、その時代の要請に耳を澄ました同校は、そのときから21世紀型教育をデザインし、実践した。今でいうアクティブラーニングや電子黒板を活用したICT教育、イギリス語学研修やEU研修という他校にはないグローバルな世界の動きを体験するプログラムなど、画期的な教育活動が注目を浴びたた。

☆それから十年が経過して、多くのスーパーグロバル大学(SGU)や医歯薬系の進学者が輩出されるほど、教育の質は充実し、4技能の英語力をトレーニングする英語の授業やオールイングリッシュによる授業も展開するようになった。入試問題は学校の顔であるから、今年何かと話題となっている英語入試もすでに行われており、2016年はさらにその機会を増やすという。

この白梅学園清修創設10年を迎えて、教育の質を充実させている同校の活動について、首都圏模試センターのサイトで掲載されているので、ぜひご覧いただきたい

☆そして、この10周年を迎えるに当たり、新校長に硲茂樹先生が就任された。硲新校長は、久しい間、校長の中の校長としてリーダー的な役割を果たしてこられた。一方で、生徒と対話をしながら、成長を促すファシリテーターとしてアクティブラーニングの授業実践も豊富である。

☆現在中学生の道徳の時間は、硲校長が担当し、サンデル教授さながらのインタラクティブな授業を展開していると聞き及ぶ。2学期には取材させていただく予定になっっているので、その様子をまたご紹介したい。

☆生徒の生徒による生徒のための教育が展開する21世紀型教育の大きな可能性のある私立女子中高一貫校白梅学園清修の今後に注目したい。

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