2020東京オリパラと私立中学【01】覚書
☆腰痛がひどいので、タクシーで移動していくと、東京スカイツリーを東に、何やらと豊洲新市場の工事が進んでいるではないか。白川清澄や両国なども過ぎ去るとやはり活気がある。
☆2020年東京オリパラの準備といえば、それまでだが、豊洲→新木場→東京スカイツリー→池袋→新宿→代々木→原宿→渋谷→品川→田町→・・・とオリンピック競技場が点在する東京都心が一斉に再開されているのだ。やはりただごとではない。
☆東京都長期ビジョンのイメージを見ながら、このときをおいてほかに都市が丸ごと変わるなどということはそうないなあ改めて驚愕。たとえば、水上で羽田空港と行き来するイメージ図を見て、隅田川ルネサンスとはここまでいくのかと。
☆そして、すぐにこの隅田川、浅草、東京スカイツリー、新木場、豊洲を結ぶエリアに、かえつ有明、芝浦工大(2017年豊洲移転)、開智日本橋、上野学園、安田、中村などの学校が集積していて、21世紀型教育1.0から3.0までステージの違いこそあれ、未来型志向の私立中高一貫校が集積している。
☆2020年大学入試改革という動きも同じく21世紀型教育による未来型学力への改革であるが、実は東京都の長期ビジョン、都市再生計画の中にもそれは盛り込まれている。
☆豊洲に降り立てば、すぐに自転車専用道路が設置されていて、東京都がオリパラをきっかけに、自動車、電車偏重の交通インフラを変えようとしているのがわかる。そして隅田川と豊洲ー羽田空港間を水上交通でつなぐ計画があるとするならば、アムステルダムやロンドン、ニューヨーク、ボストンの都市のイメージと江戸の水上都市のイメージを複合した新しい交通文化交流の空間を創ることになる。
☆そこでは、当然外国人観光客だけではなく、国際会議が催される空間が整備されるだろうから、東京都の都立高校生の50%以上がグローバルワーキングンの機会を得るようにするというコンセプトが実践されるだろう。
☆一方私立中高一貫校は、グローバルリーダーとしてのクリエイティブクラスをたくさん輩出することになろう。上記の宝島社のムックや東京都の長期ビジョンはどちらかというと物質的な文化が前面にでているが、このような計画が立案されるそもそものコンセプトは、20世紀末から初頭にかけてのグローバルシティ-や庭園都市の学問的成果をベースにした新しいいクリエイティブ都市論があるからだ。
☆リチャード・フロリダ教授のこの著書は、クリエイティブクラスが生活選択する都市について考察している。メガ地域としての都市や場所の経済学などにつて考察するのは都市論の定番であるが、場所の心理学に相当数のページを割いているのは、本書の大きな特色である。
☆とはいえ、ギリシャ問題や新国立競技場問題、2018年以降の不動産バブルの崩壊の可能性などリスクテイクしながら考えて行かなければならない情緒不安定な人々がたくさん生まれざるを得ない東京シティでもある。
☆中原圭介氏のような慧眼の識者の思考を参照しながら、クリティカルチャックして進むよりほかあるまい。
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