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2015年東京私立学校展 教育の質の競争的共創市場のはじまり(1)

☆「21世紀型教育」という言葉は、昨年までは、「21世紀型教育を創る会(21会)」の固有名詞的な扱いに過ぎなかった。14校の同志会の呼び名でしょうぐらいの感覚、いやその名称でさえもあまり認知されていなかったかもしれない。しかし、それが一変した。

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(7月25日・27日両日で参加者は5万人を超えた「2015年東京私立学校展」。東京国際フォーラムで)

☆2030年教育アジェンダが、OECDやユネスコなどで提唱され、そこで「21stCentury Education」が2030年の教育ビジョンの中核的な呼称になったということもあり、「21世紀型教育」は一般名詞になった感がある。

☆2030年教育ビジョンは、2009年ごろから各国で唱えられてきたが、そこへのマイルストンとして2020年大学入試改革やそれに伴う学習指導要領改訂の計画が進み始めたのを機に、一気呵成に「21世紀型教育」の風が吹いた。

☆25日・26日両日の毎年恒例の「2015年東京私立学校展」は、多くの参加者で溢れたが、何より各学校のブースの表現は、グローバル教育、アクティブラーニング、ICT教育で満開になった。

☆どのブースでも、教師と受験生/保護者の対話にパンフレット以外にiPadも介在していた。

☆かくして、東京の私立学校は、もしかしたら他のエリアよりも先んじて、21世紀型教育の流れが大きくなっているのかもしれない。

☆いずれにしても、会場は、21世紀型教育の質の競争的共創の雰囲気が心地よかった。

☆おそらく、大学進学実績競争=偏差値競争のような高ストレスな雰囲気はまったくなかった。御三家も等しく参加し、受験産業が造ってきた「御三家」なる言説は死語になりつつあると感じたのは私だけだろうか。

☆「御三家の終わり」は、私立学校の教育の質の競争であり、私学の子どもすての才能の共創市場の始まりでもある。

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