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2016年中学入試【学校選択】のヒント(2) かえつ有明またも新機軸

☆かえつ有明が21世紀型教育やアクティブラーニング型授業、思考力テスト、別学システムなどで先見性、先進性を常に進めているのは受験業界や教育業界で浸透してきた。

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(かえつ有明はアートキャンパスだった!)

☆しかし、今夏昨年に引き続き2回目のオルセー・リマスターアート展は、あらなる新機軸を打ち立てた。アート・コンシェルジュの高2生と対話してギャラリーを回ったが、その頭の回転の速さとアートセンスの良さに驚愕した。

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☆印象派の絵がそれまでと違うところを語ってくれたところは、コンシェルジュの研修の成果。絵のバックグラウンドを理解していることがわかった。しかし、実際には目の前の絵そのものへの彼女自身のこだわりを語ってくれた。

☆一般的な説明以外に、絵に隠されているのではないかと思う彼女自身のパーソナルな考えをそのバックグラウンドや当時の新しい絵画の技法につなげてパブリックな見解に上昇させていく語りがスリリングだった。

☆時代背景、その絵が持っているエピソード、画家の技法、パーソナルな気づき、新しいパースペクティブへと発展させる機知に富んだトークは実におもしろい。

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☆エントランスの2枚の絵とムーラン・ド・ラ・ギャレットをつなぐストーリーはなかなかおもしろい。しかし、明らかにそれは今よりもはるかに規制や抑圧の多かった時代に、いやだからこそかもしれないが、画期的な無意識の発見だったわけだ。無意識は1人フロイトが発見した出来事ではなかった。

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☆さらに、絵画の色彩や技法にこめられた画家のデザイン視点を分析するメタ認知も実におもしろかった。いったいなぜこのようなシステム思考とデザイン思考の統合ができるのか。なおかつバックグラウンドと未来へのパースペクティブの両方に複眼的に想いを馳せられるのであろうか。

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☆しばらくすると、その疑問は氷解した。コンシェルジェが集まってきて、絵画の見方をトレーニングしはじめたのである。自分のお気に入りの絵を多角的に分析し、そこで自分は何を思うのか、英語で考え英語でプレゼンするというミーティングだった。

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☆美術部のメンバーは全員が帰国生というわけではないが、訪れる人は必ずしも日本人とは限らないという事情があるからということのようだ。

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(石川校長の絵を通しての哲学対話が頻繁行われてもいる。)

☆なんと、グローバルアーティストを育成する場がリマスターアート展のもう1つのねらいだったのである。

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