2016年中学入試【学校選択】のヒント(8)三田国際の人気 やはり炸裂
☆三田国際の人気は、おそらく未来志向の受験生/保護者に支えられている。2030年受験生自身がすでに大学を卒業しているときに、今ある仕事の半分以上はなくなり新しい仕事が生まれているということを十分に知っている未来エリート層である。
(いまここで、そして未来で活躍する新グローバル人材であるクリエイティブクラスはいかにして創造の翼を広げるか授業の時のフランスエスプリとは違う米国プラグマティズムのスタイルでわかりやすくプレゼンする学習指導部長の田中先生)
☆だから、三田国際の説明会は教育の初期値を示されていることを十分に了解している。そのデフォルトがあるがゆえに、うちの子どももまず有利な知のポジショニングからスタートできる。そこから創意工夫してさらに志納を伸ばしていける。その創意工夫に1人1台活用するタブレットやラップトップは欠かせない。
☆つまり、麻布や開成の子どもと中学受験という偏差値では差があるが、三田国際の教育によって、その差を脱技能システムですぐに埋めてしまえる機会がもてると気づいている未来エリート層が目を開き耳を澄ましている。
☆C1英語という学問的対話が出来るレベルのグローバル言語力、最近ヒット商品かと間違えるほど売れているアクティブラーニングであるが、その本物バージョンである相互通行型授業、考えるエンジンであるICTを活用し、「発想革新」と「共生」の感覚を養う。それによって20世紀型教育が超えられなかった近代のアンビバレンツを乗り越えていける21世紀型教育を確立したのである。
☆御三家がなぜおわりかというと、近大の光と影のアンビバレンツを解くことができずに、芥川龍之介のように教養エリートが近代の影に飲み込まれていくのを今も止めることができないでいるからである。
☆2011年に私たちの国はそのことに気づいた。そこで今2020年大学入試改革だ、初等中等教育の授業改革だという話になっている。しかし、結局それを理解できないで、またも形式的改革が行われていようとしている。
☆それが子どもの未来にとってどれほど絶望的なことなのか。このことに気づいている未来エリート層が三田国際で、その絶望的な波に飲み込まれないように必死に子どもを守ろうとしているのだ。
☆2016年入試はこの絶望の波ではなく、希望の波に乗れるかどうかという私事の自己決定のときである。
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