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21世紀型教育やアクティブラーニングはもう古いか?

☆今年の夏は、私立学校の先生方の教員研修に参加し、アクティブラーニングの根本をワークショップでシェアしている。2020年大学入試改革の背景というか未来から、つまり2045年、2030年から逆算して21世紀型教育のビジョンやそれを実現するアクティブラーニングの根本部分の共体験をしている。

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(神戸元町でいっしょにワークショップを行う西日本の私学の先生方)

☆東日本と西日本の先生方およそ200名と短い時間ではあったがワークショップを共体験し、日本の教育はこのような先生方が変えるのだと確信がもてた。

☆と同時に、今回は中堅教員研修だが、明日以降は初任者研修。果たして今回のようなワークショップでよいのかどうか。

☆というのも最も若い優れた先生に、「本間さん、私たちにとっては21世紀型教育もアクティブラーニングも古いですよ」と問われたからだ。

☆この問いは極めて重要だ。私たちは、いまここでの子どもの未来を考えているが、現在20歳代の先生方は、もっと先の未来の子どもの活躍の場を考えねばならない。

☆それにつながる21世紀型教育やアクティブラーニングなのか、乗り越えられる21世紀型教育やアクティブラーニングなのか。

☆それに対し、普遍的なマインドやスキルがあるから君たちのヒントになる教育システムだよと答えるのは、どうやら拙速に過ぎるかもしれない。

☆そもそも普遍とは何か?そういえば、中世普遍論争以来、決着がついていない話だった。そこをホームベースに21世紀型教育やアクティブラーニングを考えているとしたら、たしかに危ういかもしれない。

☆20代教師の想いを聴いてみたい。そう感じている。

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