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入試問題で創造的思考力(02) 共立女子合科型論述テスト

☆来春、共立女子は2月4日のC日程入試は、「合科型論述テスト」と前回紹介した「算数」と「面接」という思考力重視型テストを実施します。サンプル問題が公開されていますので、少し見てみましょう。詳しくは11月以降行われる共立女子の説明会で実際に聴いてみてください。

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☆「合科型論述テスト」は、国語・理科・社会の視点が合わさって出題されていますが、知識がなければ解けないという問題はありません。もちろん、日常レベルの知識は必要ですが、ほとんど対話文と図を丁寧に読んでいけば、考えるヒントはあります。

☆もっとも、対話文を「読解する方法」「文章から図、図から文章へ変換する力」は必要ですね。

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☆たとえば、図3に関連するこんな問題が出題されています。「日本の季節をひとつ取り上げ、その季節に強くなる気団を示し、それに関連付けて、その時期の雨(雲)の様子を40字以内で書きなさい」。

☆図1、図2の理解を促す問題が先に出題されていますが、それは、この問いの伏線になっているのはもうおわりでしょう。

☆今までの多くの入試問題は、図3の気団のところが空欄になっていて、穴埋め問題が出題されていました。知識を憶えているかどうかですね。

☆しかし、共立女子のC日程では、その知識は予め見せてしまって、どうしてそういう気団ができるのか、その気団は、時間の経過とともにどうなるのか現象の「因果関係」を考える問題になっています。

☆さて、ここまでで思考のスキルとして、

①読解する方法

②変換する方法

③因果関係

☆というのがでてきましたね。②の変換は、少し複雑で、「置き換え」「比較」「差異」などが思考の中で循環しないとなかなかできませんから、変換する方法は、さらに3つに分かれると考えておけばよいですね。

☆さて、共立女子の合科型論述テストは、最終問題で、300字の論述問題が出されます。

☆実は、これは①~③の思考方法を今度は逆にして、アウトプットに使うだけで書けるのです。

☆ただ、トピック(主張やテーマ)については、読解の場合は、作者が与えてくれますが、論述の時は自分で決めなければなりません。したがってトピックやテーマに「気づく方法」を体得しなければなりませんね。

☆それさえ気づけば、基本骨子は、「Aとは違い、Bだから、Cである」という「変換」「因果関係」「トピックの気づき」を簡単に書いてみるとよいですね。

☆それから、あとはそれに具体例を付け加え、一文をばらばらにして、パラグラフライティングの手法で並べます。

☆お気づきのように、文章は読んだら要約しますよね。論述は、最初に自分の考えを要約して、文章にふくらましていくのです。インプットとアウトプットの表裏一体の関係になっているわけです。

☆そして、算数の場合は、この思考のスキルのうち、「変換」操作をよく使います。次回は、また算数を考えますが、まずは10月25日(日)の思考力ワークショップ5時間続きの授業を体験してみませんか。共立女子のC日程の対策にもなりますし、麻布や桜蔭、筑駒の記述式の対策にもなります。

☆もちろん、思考力テスト、適性検査型にはストレートに対応しています!

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