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2016中学入試 どうなる私立中学【10】 聖学院 とまらぬ勢い 深まる教育の質(1)

☆本日19日(土)、聖学院は学校説明会を開催。9月の首都圏模試の志望登録数の前年比は増えていたが、その予想をさらに上回る参加者となった。前年対比は125%を超える。

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☆戸邉校長は、受験生に向かって、聖学院の風をいっぱいすって帰ってください。文科省の教育改革は急速に展開しはじめたので、学校現場が追いつくのは難しいとよくいわれているけれど、聖学院は先行していろいろなことをやっている。柔軟で多様な思考力を育成する教育も随分前から行ってきたからぜひ思考力セミナーで楽しんで頭を回転させていってくださいと、会場に息吹を吹き込むスピーチはさすがだった。

☆その後、この時期恒例の生徒によるダンス。今回は今までとは違い、ニャティティソーランのダンス。ケニアの文化と日本の文化を融合させたパフォーマンス。同じリズムだが、パフォーマンスは一糸乱れず同調してはいけない。万糸乱れて踊らなければというもの。

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☆個々人が創意工夫をしつつ、心を一つにしてパフォーマンスをする。こんなところにも、Only One for Othersという聖学院の理念が息づいている!素晴らしい。

☆こういう一貫性に教育の良質な想いが込められているものだが、やはり心憎いのは、必ず教師と生徒の対話を挿入するところ。

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☆踊っていた高3生と中1生を呼んで、ダンスの天才高橋先生がインタビューしているシーン。この3人の眼差しをみよ。なんて信頼関係があるのだろうか。それにしても中1生は、自分がけんめいに頑張ったことを語り、高3生が中1生にエールをおくりながら気遣う姿に、男子校のすてきな人間関係の絆が映し出されていた。

☆参加者も、ことあるたびに拍手喝采。ふつうの学校説明会とは何かが違う。この「違い」こそ、教育の質の深さである。

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☆聖学院の人気の勢いはとまらない。教育の質がアップすればするほど勢いづくのである。人気度と良質度が相関する男子校はそうない。ますます人気がでるだろう。

☆もし偏差値60で開成を狙う受験生がいたら、ぜひがんばってほしいが、併願校は聖学院がよい。6年後、開成に通っていたら開けなかった進路が、聖学院で拓く可能性が大だからだ。

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☆今回のQS世界大学ランキングでは、東大も京大も、順位を下げたが、それだけではなく、東大は京大にぬかれてしまった。

☆未来の職業は、今の仕事とは違う新しい職業が誕生しているとよくいわれているが、ということは、大学だって今のような東大ピラミッド型にはなっていない可能性大。さて、そのとき君に必要なものは何だろう。人と「違う」マインドでしょう。人と違う「技術」でしょう。人と違う「才能」でしょう。

☆聖学院が大事な理由がここにあるんだね。

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