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2016中学入試 どうなる私立中学【11】 才能者が生まれる学校

☆昨日19日(土)、工学院大学附属中学校・高等学校の校長平方先生と話をした。このところの説明会の参加者が、中学・高校とも増えているが、その理由は学内がラジカルに変わっていることが口コミで伝わっているのだろうと。

Biosummit

☆つまり、PIL×PBL型アクティブラーニングやC1英語を目指した英語教育、外国人教師をたくさん雇用している多様性のある環境作り、科学教室など理数探求への環境設定、ICT教育の充実などの学校改革が、よりいっそう創造的でチャレンジャブルで社会への貢献を果たそうとする濃厚な雰囲気を生み出している。

Bio
☆そんな雰囲気から、たとえば、「高校生バイオサミット」の2次審査に進む生徒も出現しているという。このサミットは、慶應義塾大学先端生命科学研究所、山形県、鶴岡市で構成する高校生バイオサミット実行委員会が2011年から毎年夏に鶴岡市で開催しているイベント。

☆計画発表部門の2次審査に挑んだ同校の横山くんは、新しい遺伝子ノックダウンツールの提案をした。脊椎動物に適応する新しい実験方法のようだ。まだ学者の世界でも未挑戦の領域らしい。

☆この研究は、DNA創薬に貢献するというから驚きだ。このような才能者がどんどん生まれる学校にするためにも教育の質をあげるのだと。それゆえラジカルな学校改革を断行しているのだと平方校長は語る。

☆上記リストを見ると、広尾、実践女子、和光、豊島岡女子、淑徳与野、横浜富士見丘など首都圏の私立中高からも2次審査へ進んでいる。偏差値や大学合格実績で選ばない新しい学校選びというテーマが受験情報誌でも話題になっているが、私たちは、まだまだ学校の教育の質を把握していない。

☆このような生徒の活動に光をあてる特集を組むことが今後必要になるのだろう。これもまた学びの体験や論文を重視するようになる2020年大学入試改革の方向性に合うことでもある。

そういえば、工学院は、中学入試において思考力テストを実施している。なるほど才能発掘テストだったのだと合点がいった。

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