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2016中学入試 どうなる私立中学【15】城北 新たな進学校にシフト

☆城北学園と言えば、強くたくましくタフで心優しい人間が育つ進学校というイメージ。かつて学内に寮があったということもあって、教職員と生徒の関係は実に密である。

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☆このイメージは伝統的進学校タイプである。10年前の海城(今は21世紀型教育3.0)や今の本郷、攻玉社と同タイプのように見える。あるいは、巣鴨を柔らかくした感じかもしれない。

☆しかし、同校サイトにおける、教育内容の発信の更新率が高いのをみると、どうやら学内で教育の質に変化が起きているということが伝わってくる。

☆「ツイート」まで展開している。上記にあげた学校のサイトと見比べてみると一目瞭然、城北の方がはるかに21世紀型スキルを控えめではあるが、きっちり活用している。

☆おそらく、学内で相当21世紀型スキルを導入する動きがあるのだろう。同サイトで小俣校長はさりげなくこう語る。

社会で活躍するためには、優れた判断力や創造力だけでなく、他者とのコミュニケーション能力や相手を思いやる心が求められます。

☆「社会で活躍」「判断力」「創造力」「コミュニケーション能力」「相手を思いやる心」というのは、Talent(才能)、Tolerance(寛容)に置き換えることができる。これにICTやプログラミングのTechnology(技術)が前面に出てくれば、3Tという条件が揃い、人格エリートとしてのみならず、クリエイティブクラスの人材を輩出することになる。

☆OBには、東大をはじめSGUに進み、クリエイティブクラスが誕生している。城北の教職員と生徒の絆の太さから推測するならば、同窓力がテクノロジーの領域をサポートしてくれるのは火を見るより明らかである。

☆一般に男子校は伝統的進学校(20世紀型教育)が多いが、城北は3Tを土台に新しい進学校にシフトする可能性がある。これによって、20世紀型教育を望んでいる家庭と21世紀型教育を望んでいる家庭の両方のニーズを満足できることになる。よって、今後男子校の中で本郷や攻玉社以上に注目を浴びることになろう。

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