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21世紀型教育における「中学入試と2020大学入試改革」の秘密(2)

☆≪偏差値や大学合格実績で学校選択をする20世紀型教育から、子ども1人ひとりの才能をとことん伸ばす学びのプログラムを創る教師のソフトパワーがある21世紀型教育2.0~3.0の学校を選ぶ時代である。≫このビジョンを共有している21会校である聖学院の副校長清水先生からも当日携帯メールが届いた。

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(man for othersの絆がどんどんなくなっている現代社会の中で、その絆を回復し強くする環境を創る清水先生の話は共鳴共感をいつも得る。その絆が生徒1人ひとりの才能を開花させる評判は実に高い。)

☆聖学院の父母会では、受験業界の重鎮安田教育研究所代表の安田先生が話され、そのあと清水先生がプレゼンテーションしたということだった。大事なところは、聖学院は男子校ということ。模擬試験は女子受験生もいるから、安田先生の話が終わると、女子受験生の保護者は会場から退出しがちだ。

☆ところが、退出者は少なく、プレゼン終了後の学校見学も昨年よりも多かったということである。これは、聖学院の教育が本質的で、男女問わず耳を傾ける価値があるということを示唆する。

☆マーケットというのは、合理的な行動をするものである。何か変だなと思えば、回避しつつその原因を探るし、なんかこれではないかということになると、その情報を受容しつつ、クリティカルチェックをし、選択の意思決定をする。

☆海城や21会校の聖学院などが評判が高いのは、なんか大切なことが語られているのではないかというセンサーが働いた保護者に、まるほどそれが私たちが求めていたものだったのだと、自分の子どもにとって価値ある教育活動を実際に行っている実感をシェアできるからだ。

☆そして、このシェアできるというところに、≪21世紀型教育における「中学入試と2020大学入試改革」の秘密≫の存在性がある。

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