創造的アクティブラーニング(1)
☆この図も今春ぐらいまでは、横軸がはっきりしていなかった。8月現在のものは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」という3領域のレベル分けができている。縦軸はまだ「難度」イメージで明らかになっていないが、そのうちブルーム型のタキソノミーやCEFRのバージョンアップしたものが使われるだろう。
☆今回実に興味深いのは、「思考力・判断力・表現力」の思考が、「学習を通じた創造的思考」というキーワードで説明が加わっている点だ。
☆いよいよ「創造的思考」の登場だ。アクティブラーニングをやると、この「思考力」が上昇気流に乗って現れてくるから、それを抑えてはいけない。むしろ大いに解放しようということだろうか。
☆これで今後明らかになることは、知識-理解領域の知識活用型アクティブラーニングと論理的アクティブラーニング、そして創造的アクティブラーニングという具合に、アクティヴラーニングの3つのレベル分けがはっきりしてくるだろう。
☆さて、創造的思考と創造的アクティブラーニングは結局同じなのだろうか、違うのだろうか? 部分的には共通しているが、創造的アクティブラーニングの方が広い概念だ。でははみでているところはどこだろう。そんなことを考えてみたい。
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