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かえつ有明 石川校長の哲学対話【01】 校長ビジョン

☆学校の校長とは、大統領さながらです。民主的にマネジメントしつつも、ときにはマキャベリも驚くような英断をし、理念を常に語り、教師と生徒と保護者とコミュニケーションをとっていくのです。朝礼や保護者会や学校説明会で夢を語り、早朝から、門に立って生徒を迎え入れる配慮も欠かしません。相当タフでなければやっていけない役割です。

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(ダッツン先生と哲学授業について哲学対話する石川校長)

☆しかし、多くの場合、理念やビジョンの表現は、わかりやすいという名のもと、紋切型で、考え抜かれていないものが多いですね。哲学的発想やリベラルアーツでは生徒は集まらないという口実で思考停止しているリーダーもいます。

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☆その点、石川先生はソクラテス型校長ですから、校長ブログで、校長ビジョンを頻繁に更新しています

☆2020年大学入試改革という教育制度について、AI時代の到来について、ケンブリッジ研修で実際に感じたグローバリゼーションの光と影、リマスターアート展でアートコンシェルジュのアート部部員との対話について、放課後学習で順天堂医大の小論文問題について生徒と対話したことなどをヒントに学びの環境をどう創っていくかなど、マクロの時代の動きとその影響をうけているいまここでの生徒の知について瞬間瞬間考え抜いています。

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☆偏差値も合格実績も気配りしつつ、受験勉強以上のリベラルアーツが大学進路指導以上の意義と力を生徒の内面でどう根づくのかいつも考えています。

☆「モヤ感」を大切にし、つねに思索にふけりつつ、俊敏な行動力を発揮する得難い校長です。

☆それだけに、教師の中にはついていけないで不安になるときもあります。しかし、そんなとき石川校長のブレインである佐野先生が、不安をうけとめ、不安が解消される変化を生み出す共感的コミュニケーションを学内に浸透していきます。

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☆佐野先生の共感的コミュニケーションは、不安の本当の理由は何かに気づく瞬間をプレゼンシングするものです。不安のない世界はありませんが、希望のない世界もまたありません。でもわたしたちは、不安ばかりが気になります。それはどうしてでしょう。自分が変われば、周りも社会も世界も変わります。

☆何と言っても、子どもたちの未来が変わります。生徒たちが自分が変わる自分に気づける学校。それは教師力にかかっています。時代を世界を大きく掌を開き腕を伸ばして包みこむ内面的なパワーをもった教師がアクティブラーニングをすると、子どもたちの目の前にどこでもドアが現れて、未来が開きます。そんな学びのある学校を創発しているのが石川校長なのです。そしてチーム佐野なのです。

☆ここにかえつ有明の人気の秘密があります。おそらくそこに目を向けない学校は、生徒が集まることはないでしょう。大事なことは何かですね。

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