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2016中学入試 どうなる私立中学【22】人気の青山学院

☆10月の「統一合判」(首都圏模試)の志望者数の前年対比がわかるデータ「度数分布表」によると、青山学院を志望する男子女子ともに増えています。

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☆その理由は、同模試センターサイトの2014年3月6日の記事「青山学院が来春2015年は2/2に入試日を戻し、「教科センター型」新校舎建設へ。」ですでに語られています!

1)2016年6~7月には1期工事が完成する「教科センター型」の新校舎建築への期待。

2)たんなる物質空間ではなく、全教室に電子黒板を導入するなどICT教育の環境・設備を整え、今後の社会で求められる「生徒が主体的に考える」教育を実現する学びの空間。

3)教師のロールプレイも、「(従来の)ティーチング」から「コーチング」へ移行。

4)「青山学院が育てたい生徒」とは、①コミュニケーション能力の高い生徒」、②人と協力して働ける生徒、③リーダーシップのある生徒、④平和をつくる生徒、という4つの柱。

5)とくに④の「平和をつくる生徒」を標榜しているという点には、日本の中等教育の中軸を形作ってきたともいえるキリスト教主義の私立学校の、そのなかでも140年の歴史をもつ青山学院の“真骨頂”。

☆同学院の説明会語られた次のエピソードはおもしろいですね。

「レンガを積み上げて」何かの建物を作る仕事に従事するにしても、「何をつくっているかわからないけれども仕事だからやっている」という姿勢ではなく、「私はレンガを積み上げて教会をつくっている」といった、それがやがては平和につながるという意識をもって、“Work for Peace(平和のための仕事)”をしていけるような人を育てたい。

☆損得勘定による「主体性」ではなく、内発的な「主体性」を育てるということでしょう。さりげないエピソードですが、青山学院とともに茨の道をあるきましょうという誘いです。

☆というのは、損得勘定、承認願望の「正義感」が蔓延する20世紀経済社会がまだ続いている現状に合って、内発的「正義感」で生きるのは、覚悟が必要だし、キリスト教的な殉教でもあります。

☆そして、それを真のエリートの道というのでしょう。

☆係属校になった青山学院横浜英和の前年対比も激増です。もちろん、学院の想いとは、受験市場はまた別の意図で動いているでしょう。市場というのは、ケインズのいう意味で人気投票ですから。

☆しかし、入学後悔い改めればそれでよいのです。青山学院で世界観は変わるでしょう。

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