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成蹊 本物の度合いが違いすぎる(2)時代が背中を押す人気

10月の首都圏模試の志望者数のデータによると、成蹊の同日期の前年対比は激増。特に1回目入試の男子は160%。

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☆QS世界大学ランキングで、シンガポールの2つの大学が、東大・京大を抜き、さらに東大が京大にランキングを僅差ながらひっくり返されたように、日本の大学の東大を頂点とするピラミッド構造が崩れ始めています。

☆これはおそらく偏差値ランキングを支えてきた受験勉強のシステムが、教える教わる関係から相互に教え合い学び合う学習者関係にシフトしているグローバルな教育の広まりに変更を迫られているからなのでしょう。

☆英米の大学が、世界大学ランキングの上位を占めていますが、考えてみればシンガポールも英米、特に英国の大学のシステム、教育のシステムの影響を受けています。

☆日本は明治に「殖産興業・富国強兵」の道が確固なるものとなったときに、外国人学者の雇用を止めました。それ以降教える教わる関係のシステムを構築し、今その改革が遅々として進まないほど堅固なものとなってしまいました。

☆2020年大学入試改革は、グローバリゼーションの文脈において、その堅固なシステムを解体しようとするものですが、同時にその堅固なピラミッド型構造を支えていた中高の教育システム(正しくは受験システム)をも改革しようという動きになっています。

☆また、私立学校を希望する保護者の中には、すでにグローバル企業で活躍しているグループがどんどん規模を増しています。それゆえ、世界ランキング上位の大学やそれに接続する中高のシステムのことを知っています。特に海外でその姿を目の当たりにしてきた保護者は、もはや教える教わる関係を堅持したシステムを支える学校を選択しようと思いません。

☆そのような保護者は、したがって「御三家」受験システム(御三家の教育システムとは全く関係ないのに、その差異を無化されてしまっているのが問題)にこだわりを持ちません。成蹊のように、英国のパブリックスクールを参考にして創設され、その伝統を保守しつつイノベーションを起こし、東大ピラミッドの受験システム次元とは初めから違う国際世界の教育次元で活動を続けている学校に目が行きます。

☆成蹊の人気が高まるということは、21世紀型教育のメガネを持った受験生の保護者が増えたということでもあります。時代それ自体が背中を押している人気ということでしょう。

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