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八雲学園 本物アクティブラーニング(1)世界を知る

☆八雲学園の中3の現代社会のアクティブラーニング授業を見学しました。時事問題、株式学習ゲーム、政府の経済政策史など講義とディスカッションが融合したスタイルでした。

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☆自分の感性にしたがって企業へ投資するアクションを通して、市場の光と影を身をもって体験します。もちろんシミュレーションですが、感性の重要性と危うさの両方を経験するのです。

☆それはまさに、ケインズに影響を与えた企業家であり経済学者だったシルビオ・ゲゼルの体験の再現そのものです。

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☆ゲゼルは、アルゼンチンのブエノスアイレスに移住し兄の店の支店を開き、事業は大成功。しかし、インフレとデフレを繰り返すアルゼンチン経済を問題視するようになり、金融問題の研究への関心を深めてゆきます。

☆八雲学園の投資シミュレーションゲームは、まさにこのゲゼルの深まる世界観へ、ゲゼルを意識しなくても導かれていきます。

☆このゲゼルの日常生活から社会の問題へ関心を広げ深めていって行き着く先は、世界大恐慌を乗り切るケインズ理論や時間泥棒と闘ったモモを生み出したミヒャエル・エンデの世界観です。

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☆八雲学園の生徒も、自分の感覚と市場の光と影と政府の政策の功罪、世界の政治経済問題がつながるアクティブラーニングで、社会に貢献する自分の世界観を見出してふくらましていきます。

☆本物のアクティブラーニングとは、解なき問題を扱うことが主眼ではなく、自分の感性を世界観に深堀していく過程だということです。問いはそのためのツールです。

☆今議論されているアクティブラーニングの多くは、目的と手段が倒錯しています。受験生/保護者は目を大きく見開いて、本物を見つけることをおススメします。

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