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かえつ有明 新しい時代を拓く教育(1) 時代を創る生徒

☆かえつ有明は、表面的には今ほぼ世の中にバズワード化しているぐらいトレンドのアクティブラーニングとかIBのTOKスタイルとかハイレベル英語教育とかが全面展開しているから、人気が高いと思われています。

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(かえつ有明新クラス高1生が自ら行う「プロジェクト科」ワークショップ。それを信頼をもって見守る金井先生)

☆受験業界の市場の反応からすれば、その通りだと思います。しかしながら、その市場の特色は東大の広井良典教授が言うように、人類史から見れば、産業革命以降の第3の成長の時代が定常化し、次の新しい政治経済社会の出現を待つ時代の話です。

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☆校長の石川先生は、21世紀型教育を先生方と一丸となって押し進めています。しかし、それは今世の中で、従来型の政治経済を土台にしながら表層的に新しいことを行うという理屈を認めません。

☆教育はその時代を支える人材を育成する重要な場です。教育が変われば政治経済社会も変わるのです。政治経済社会が変われば教育も変わるのです。

☆ですから、教育、政治経済社会のビジョン、パースペクティブは一体とならなければなりません。しかし、そのビジョンやパースペクティブが何かそれを創るのは、今の子どもたちです。

☆したがって、今の教育は、想定されていた20世紀社会を支える既存の教育を遂行することではなく、まだ85年も続く21世紀社会を生徒といっしょに見通していく教育であることが必須条件です。

☆石川校長は、そのためにはどうするか。それは今まであらゆる時代を牽引してきた名門校が新時代を拓く時に必ず行ってきたソクラテスメソッドを活用することです。

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☆だから、石川校長は、TOKという哲学授業の本質は何かダッツン先生と対話するし、リマスターアート展では、アート部のメンバーと商業的デザインと時代を変えた印象派の美の違いについて対話したりしています。

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☆かえつ有明の教務部長の佐野先生は、21会カンファレンスで、21世紀型教育を推進するSGT(スーパーグローバルティーチャー)は、安心して対話ができるマインドセットができる技術を持っている必要があると語っています。

☆信頼関係がないところでの対話は対話ではありません。信頼関係があるから互いに自分を開いていく感覚をもって話せます。そこからいろいろなアイデアが生まれ、気づきが生まれ、この地球や宇宙という真理が自分に与えてくれた本当の課題が見えてきます。

☆つまり、課題は他人から与えられるのでもなく、自ら与えるものでもないのです。そんな他者依存や独我論では、共に新しい時代を拓くアクションは起こせないでしょう。

☆課題は真理から必然的に自分に課せられます。寛容性や傾聴、観察が大切なのは、多くの人や社会現象、自然現象の中で見え隠れしている真理の声を受け入れるためです。

☆ネバーエンディングストーリーを創り、守り、発展させるミッションは誰もが有することができます。そのための1人ひとりのオリジナルな才能なのです。そのことのい気づいたら、そのための探究ができる場がある大学に当然歩を進めるでしょう。

☆そのとき、現状では日本の大学にそこまでポリシーを持っているところは多くないということは、もはや明らかになっているでしょう。かえつ有明の先生方は、海外大学に進みたいと思ったとき、その支援ができるようにC1英語ベースのリベラルアーツ教育の準備を進めています。

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(国際教育センター部長山田先生、主任の関先生は、ロンドン大学UCLのクリス先生と海外大学入学準備教育のカンファレンスの打ち合わせもしている)

☆そして、10月31日の高校入試説明会では、新クラス高1生による、「プロジェクト科」ワークショップが受験生対象に行われました。共感的コミュニケ―ションの存在する体験をいっしょにしようと。

☆詳しくは、21会サイトに掲載しましたので、ご覧ください。時代を創る生徒の様子がわかるはずです。

参照→かえつ有明ン高校生によるアクティブラーニング

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