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かえつ有明 新しい時代を拓く教育(2) 今、かえつが熱い!

☆昨日19日(木)、かえつ有明の帰国生入試A選考の出願が開始。初日前年対比は、112.7%。好調なスタートになりました。毎年かえつ有明の中学入試における帰国生応募者総数はナンバー1なのですから、さらに募集が増えているというのはかえつ有明の21世紀型教育が高い支持を得ている証拠です。

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(かえつ有明の教師は、教科横断型のハイブリッドな学びを日々開発しています。)

☆しかし、それは教育イノベーションが、同校の先生方のチームワークによって創出されていることが伝わっているからです。それはどうやって伝わるのか?上記のように放課後遅くまで議論し、学びのプロトタイプをリフレクションしては再編集して磨き上げていく姿を見ているからでしょうか?そんな見学はほぼ不可能です。ではどうやって?

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(難関思考力ワークショップの開発を生徒とともに行っているシーン)

☆それは、「パッション」の共感力によってです。11月22日(日)に中学説明会と同時開催の「思考力対策講座」があります。この時期の「思考力対策講座」は毎年スペシャルバージョンで、プログラムは新作になります。

☆その制作過程が実に「熱い」のです。今回は「難関思考力テスト」の対策講座になる予定です。「思考力テスト」と問いの流れは同じなのですが、learning by makingの過程や議論の過程などパフォーマンス評価を加味した特別プログラムです。

☆したがって、かえつ有明のまたまた新たな挑戦ですが、中学入試で思考力とsのパフォーマンスプロセスまで評価する入試は、中学受験業界でも初めてでしょう。

☆入試問題が学校の顔ではなく、本当は入試に取り組む学校の姿そのものが学校の顔です。となれば、「サイエンス科」や「プロジェクト科」、帰国生のクラスが中心となって行われている「TOK型授業」で行われているアクティブラーニングそのものを直接入試に活かしたいという同校の先生方の「熱い想い」が今回結実したのです。11月22日は定員がいっぱいになったので、同じ対話講座を12月にも設けられるほど、その「熱い想い」は広がっています。

☆さて、パフォーマンスの要素が入試に加わるのですから、これはプロトタイプ作成に、実際の生徒に協力してもらうのが一番だということになったようです。

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☆教師も生徒も一丸となって入試を創る学校なんて聞いたことがありません。「熱い」はずです。

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☆高校説明会でも、「プロ次ジェクト科」の体験授業を教師の見守る中、生徒自身が実行してしまうという「熱さ」はどこから生まれてくるのでしょう。もちろん、それは放課後という学校のバックヤードで教師がプロトタイプや生徒によるプログラムのリフレクションを行い、話し合い、マインドとスキルを共有し高め合っていくからです。いずれはこの会議にも生徒が参入してくるでしょう。

☆その熱が、受験生やその保護者にも伝播していくというのを理解することは、もはやそう難しいことではありません。

☆そして、その熱は、実は帰国生を受け入れるという多様性を重視した学校の共感的コミュニケーション力が倍増します。

石川校長は、校長ビジョンでこう語ります。

説明会のたびにお話させていただいていることが、帰国生こそ従来型の教育に風穴を開けることのできる存在であるということです。それは、帰国生が、日本と海外の両方の教育を知っているからですね。言うなれば「ハイブリッド」な存在です。

単に英語が話せるということ以上に、発言することを奨励される環境にいたということが大きいと思います。本校では「〝I think ….  because….” が言える生徒を育成する」という目標を立てていますが、ある意味、帰国生のよいところを全校に広めているということなのだと思います。

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クリティカルシンキングを育成するサイエンス科のプログラムもそうです。帰国生にとって、クリティカルシンキングは馴染みのものでしょう。その思考のプロセスを全校生用に落とし込んだものがサイエンス科です。

英語で哲学的な問いを英語で考えるTOKや、やはり英語で社会的事象を学ぶHumanitiesは、今のところ帰国生向けの授業ですが、英語力が高い国内生も受講できるということで、よい刺激になっています。

高校生向けに今年から始めたプロジェクトやランゲージアーツも、海外の学びをベースにしたプログラムですから、考えてみると、こういった様々な試みを回していくエンジンが帰国生です。まさにコア、中核となる存在なのです。

☆教師の教科を超えたハイブリッド、教師と生徒のハイブリッド、帰国生と一般生のハイブリッド・・・。多次元なハイブリッドが共感し合ったとき、「熱い想い」は、多くの人の心に火をつけるのです。実に、今、かえつは熱い!

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